お客様は神様だ? | 昭和スタイルのショットバー クエルクス

昭和スタイルのショットバー クエルクス

群馬県館林市。
14時オープン。
特級ウイスキー等、入手困難のオールドボトル多数。
もちろんカクテルも充実。
コーヒーやノンアルコール カクテルも豊富です。
お茶を一杯だけでも大歓迎。
有機食材にこだわった軽食(ホットサンドやパスタ)も
ご用意ございます。

「お客様は神様だ」

とても有名な言葉ですが、これを曲解している方の何と多いことでしょう。

「こっちは客だぞ」

「金を払うのだから、店は客の言うことを聞くのが当たり前だ」

「お客様は神様だろうが」

などなど。

そこそこの年月バーテンダーをやらせていただいてますが、未だ目に、耳にすることがあります。




「お客様は神様だ」は、故 三波春夫氏が残した言葉です。

演歌歌手だった彼にとっての「お客様」は聴衆、オーディエンスを指します。

生前、氏は「歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝(芸)をお見せすることはできないのです。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」とインタビューに答えたそうです。

本来の意味に反して、理不尽な要求をする際の体の良い「言い訳」に使われることは、きっと氏 自身も口惜しく思っていたのではないでしょうか。




ここからは私の個人的意見ですから、必ずしも同意はしていただけないかも知れません。

我々事業主は、慈善事業を行っているわけではないのです。

お客様にいただく「お代を対価として商品、あるいはサービスを提供」するのが仕事であって、理不尽な要求を飲む謂れは全くありません。

サービス業の中でもカウンターをメインにした業種。

飲食店であればバー、寿司屋。

あるいは細かい注文をつける理美容室などは、お客様のわがままを聞くのもサービスのひとつです。

どうぞ、遠慮なくご注文ください。

お客様に喜んでいただけることは、サービスマンにとって何にも勝る喜びです。

ですが、その内容が理不尽なものとなれば話は別。

「お客様は神様だ」

どうかこの言葉に対して、間違った受け取り方はしないでいただきたく思います。

 

 

 

 

shot bar QUERCUS(クエルクス)

〒374-0024
群馬県館林市本町4丁目11-22 水交会館(右端)

0276-55-1410
14時~24時

木曜日定休
※17時以降の来店時はチャージ(席代)として500円を頂戴いたします

※店内禁煙(屋外に灰皿あり)

お酒に詳しくない方 歓迎!

ノンアルコールの方 歓迎!!

食事のみの方 歓迎!!!