スコットランドはアイラ島のウイスキー蒸留所、ブリックラディックでマスター ディスティラーを務めるジム マッキュワン氏(元ボウモア蒸留所 ブランドアンバサダー)が長年思い描いていた「アイラ ドライ ジン」。
それが、このボタニストです。
Botanistとは植物学者のこと。
アイラ島在住のBotanist(植物学者)に依頼し、約1年を掛けて商品化したそうです。
地元産の22種類を含む31種類のハーブ、スパイス等をボタニカルに用い、アグリー ベティーと名付けられたローモンド スティルでの3回蒸留の後、ノンチル フィルターでボトリングされています。
ちなみにローモンド スティルというのはちょっと特殊な蒸溜器で、ネック部分が円筒形で たくさんの穴が空いた3段仕切りの板がある造りになっています。
グレーン ウイスキー等に使われる連続式蒸留器に似た形状で、かつては多くの蒸留所が所有していましたが、現在所有しているのはブリックラディック蒸留所のみのようです。