ウイスキーが高騰しています。
2003年~2006年初頭にかけて起きた焼酎ブームにより、日本のウイスキー メーカーは大幅に仕込みを減らしました。
その後2008年に起きたハイボール ブームで2010年6月以降は原酒不足を懸念せざるを得ない状況となったのです。
これらの影響で徐々に品薄となった国産ウイスキー。
2000年代には3000円で購入出来たものが、2010年には6000円ほどとなり、現在では12000円に達しています。
ウイスキーは蒸留した後、数年~数十年の熟成を経なければ商品化されません。
ですから、仕込む際には10数年先のウイスキー人気や景気の善し悪しを想定して行われます。
ウイスキー人気に火が点いたからといって、すぐにすぐ増産できるものではない、ということです。