「羊羹(ようかん)て何で羊って字を使うの?」
「羊、関係ないじゃん」
なんて会話をしてる方を見かけました。
しかし羊とようかん、実は無関係ではありません。
羊羹(ようかん)という字を分けると、羊(ひつじ)と羹(あつもの)の2つになります。
ちなみに、羹(あつもの)は肉や魚を入れた熱いスープの意味。
つまり、羊羹(ようかん)とは本来、羊肉のスープを表す言葉なんですね。
同じく中国の食物で、小豆と砂糖を使って羊の肝に似せて作られる蒸し餅、羊羹こうというものがあるのですが、同音であったこともあり、この2つが海を渡るとともにいつしか混同されて現在の羊羹(ようかん)という名前が使われるようになったのだとか。
トーリービーアー♪