日に100食以上、同じメニューを全く同じ味にすることは簡単じゃありません。
これを実現するには、ひたすら反復し、長い時間をかけて技を熟練する必要があります。
が、実はもうひとつ大切な要素が「食欲」です。
ただ仕事と割りきってメニューを作るのではなく、全て「自分で食べたい」という想いで作ることが出来たなら。
より集中力を発揮することが可能になります。
つまり、熟練の技に人一倍の「食欲」が合わさるこで、非常に質の高いサービスを実現出来るのです。
外食チェーンでサラリーマンするならいざ知らず。
自分の城で、あるいは本当の意味でのプロとして仕事をするなら。
「食いしん坊」であることは、それだけで大きな才能と言えるのです。