タンカレーの創業者チャールズ タンカレーは、イギリスのベッドフォードシャーで3世代も続いた聖職者の家庭に生まれました。
蒸留技術に興味を持ったチャールズは、今までにない『最高級のジン』を造るという信念と情熱のもと、聖職を捨てて酒類業界に飛び込みます。
そして若干20歳にしてロンドン ブルームズバリーに小さな蒸留所を設立しました。
時に1830年、フィンズベリー区の湧き水を利用し、現在ではゴードンと並ぶプレミアム ジンの代表的銘柄です。
ケネディ大統領やフランク シナトラが愛飲したことでも知られています。
タンカレー製造に使用されるボタニカルのうち、ジュニパーベリーはイタリア トスカーナ地方の契約農家から収穫された最高級品を、さらに厳選して使用されます。
クリミア半島のコリアンダー、ドイツ ザクセン地方のアンジェリカの他、20種類に及ぶ最高級ボタニカルも同時期に収穫され、そのブレンド法は創業以来決して明かされることはありません。
チャールズ タンカレーが170年以上前に造りだしたオリジナルのボタニカル ブレンド、入念な4回蒸留の工程を経てタンカレーは誕生します。
この生産レシピを知る者は世界でタンカレー家子孫のジョン タンカレーとマスター ディスティラーのみで、創業者チャールズの信念と熱意を受け継ぐ職人たちが門外不出の製法でタンカレーを生み出しているのです。
数あるドライジンの中でも、特にキレのあるシャープな味わいの1本です。