ご訪問有難うございます。
細々と綴っているこの旅行記も、みなさんの温かいご声援のおかげで、9日目まで
こぎつける事が出来ました
明日は帰路に就くのみなので、観光は今日が最終日となります。
まだ最終回ではありませんが、読者の皆様には改めてお礼を申し上げます。
それでは続きをどうぞ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
旅行9日目の朝が来た。
天気は、、、、少し曇っていて微妙な感じ。
友人夫妻宅でゆっくりと朝食を食べてから、セストフィオレンティーノの駅へ向かう。
ここからフィレンツェの駅まではすぐ。
今日の予定はただ一つ、ボーボリ庭園で1日中ゆっくりする事だけだ。
まだ行っていない観光名所もたくさんある。
でも街中を歩きまわるより、歴史のあるボーボリ庭園を散策し、フィレンツェの街並みを眺めたいと思った。冬の真っただ中、植物がどれほどあるのか気がかりではあったが、それでもとても良い思い出になる、そんな予感がしていた。
ボーボリ庭園は、きのう訪れたピッティ宮殿に付随する広大なイタリア式庭園で、メディチ家によって買い取られた後、宮殿と共に大規模な拡張がなされた。
10数年前、イタリアに来てから数日後にここを訪れた事がある。
その時はほんの一部しか見なかったのだが、とても印象に残っていて、いつかゆっくりと散策してみたいと思っていた。
フィレンツェ在住中も結局行かなかったこの庭園を、ようやく再訪することにした。
サンタ マリア ノヴェッラ駅からはそこそこ距離があるので、ミニバスに乗ってピッティの近くまで行きました。今日は第2日曜日、近くのサント スピリト教会の広場に市場が立つ日。
庶民的で趣のあるこの市場を、昔もよく見に来たものでした。

食材,がらくた、骨董、洋服、、、小さな広場に所狭しと屋台が並びます。

よく見れば意外と掘り出し物もあるかもしれません。
僕らはここで少し早目のお昼ごはん。ランプレドットという牛の胃袋の煮込みをはさんだパニーノ。実は僕はモツ系が苦手なんですが、ランプレドットの味、というか煮汁は結構好きです。なのでせっかくフィレンツェに来たのでそれを食べる事にしました。
でも、、、、やっぱりモツの食感は苦手であった、、、、
しかし、もしあそこで食べていなかったら、それはそれで後悔しただろうからいいんです
一瞬雨がちらついて心配になりましたが、ボーボリに向かいます。
そして予定通り昨日の入場券を提示してボーボリ庭園に入りました(詳しくは前回の記事にて)。
黒い雲に覆われていた空からも光が差し込んできました
この旅の間、何度こう思ったものでしょう”ああ、やっぱりここにきて良かったな、、、、”って。
時折目にする彫像や泉、木々の間から垣間見えるフィレンツェの街並み。
冬の澄んだ空気を吸いながら、時間を気にすることもなく自然の中をゆっくりと歩く。
写真をとるのもしばし忘れてそぞろ歩きをしていると、ある案内が目につきました。
”ブオンタレンティのグロッタ(洞窟)一般開放の時間帯”
ブオンタレンティのグロッタとはボーボリの目玉の一つで、メディチ家の命により造られた人工洞窟です。1日のうち数回しか一般公開されなく、そのうちの1回が今から5分後なのでした!期待に胸を膨らませて洞窟に向かいます。

柵の前で待っていると、鍵の束をもった係の方が到着し,錠を開けてくれました。

当時は本物の洞窟さながら、水が滴っていたとか。
今ではもう泉の水も止まっていますが、その不思議な空間は中に入った者の心を魅了し続けています。洞窟内は3つの部屋に分かれていました。

目を凝らすと、壁や天井のいたるところに人の顔や動物の姿が隠されています。皆さんにはいくつ見えますか?
まん中に見えるのはミケランジェロ作の4体の囚人像のひとつで、ひとつ目の洞窟の4隅に置かれています。現在のものはレプリカで、本物はフィレンツェのアカデミア美術館(ダビデ像で有名)に展示されています。
ただ、ミケランジェロはこの洞窟のために像を彫ったわけでは無く、もともとは教皇ユリウス2世の墓の装飾のためでした。後年になって彼の親族がメディチ家に売却(?)し、洞窟内に一時的に置かれるようになった、と記憶していますが、、、、、、長々と書いてもし間違ってたらごめんなさい
誰かコメントで指摘してね
続いて第2の洞窟に入ります。

これはヴィンチェンツォ デ ロッシ作のテセウスとヘレネーという作品。
非日常的な空間の中に置かれたこの〝2人〝からは、官能的な一瞬のまま永遠に時の中に封じ込められてしまったかのような、妖しい迫力が放たれていた。(ちなみに2人ともギリシャ神話の登場人物で、ヘレネーはテセウスに誘拐される。)
続く第3の洞窟。
ジャン ボローニャ作のヴィーナスが展示されています。
光の加減で壁面にヴィーナスの影が2つ写っていますが、それを見た子供たちは
”もう一つの影は一体誰のものなの~!?”
と軽くパニックになっていました
入場時間は15分くらいだったかな、、?その後再び柵には錠がかけられ観光客は外へ。
思っていたよりも広くて見ごたえ十分でした
もしボーボリに行く事があったらぜひ訪れてみてください。
洞窟を出た後、木々に囲まれた遊歩道をそぞろ歩いていると、いつしか大きな泉のある広場に出ました。

ネプチューンの噴水です。

池に浮かぶ鳥たちはなぜか次女の声にすごく反応して寄って来ました。

大喜びの彼女はなかなかその場を離れたがりませんが、きりがないので先に進みます。
階段を上り振り返ると、フィレンツェの街並みが、、、、

家族で公園を散歩。
何気ないある休日かもしれない。でもこういうささやかな幸せの積み重ねがいつしか心の糧になる気がする。
小さい頃を思い出すと、もちろん印象深い出来事もたくさんあるが、全体的には何か小さな金色の泡、というか空気のようなものに包まれていた気がする。きっとその泡の一つ一つは日常で起こった何気ない幸せだったのかもしれない。
最近は生活や仕事に追われてなかなか子供たちとゆっくり接する余裕がない。
子供たちのしつけや面倒はほぼ妻にまかせっきりになってしまっている。
それでも、、、、か、そのおかげか3人ともすくすくと成長してくれている。
この子たちも、大きくなって昔を振り返った時にその思い出が金色の空気で包まれていてほしいと思う。
そうは思いつつも今日も自分のことで精一杯であった。
色々と反省しつつ、真夜中に帰宅後ブログを書いている僕なのであった。
ボーボリ庭園散策は次回に続きます。
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました

細々と綴っているこの旅行記も、みなさんの温かいご声援のおかげで、9日目まで
こぎつける事が出来ました

明日は帰路に就くのみなので、観光は今日が最終日となります。
まだ最終回ではありませんが、読者の皆様には改めてお礼を申し上げます。
それでは続きをどうぞ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
旅行9日目の朝が来た。
天気は、、、、少し曇っていて微妙な感じ。
友人夫妻宅でゆっくりと朝食を食べてから、セストフィオレンティーノの駅へ向かう。
ここからフィレンツェの駅まではすぐ。
今日の予定はただ一つ、ボーボリ庭園で1日中ゆっくりする事だけだ。
まだ行っていない観光名所もたくさんある。
でも街中を歩きまわるより、歴史のあるボーボリ庭園を散策し、フィレンツェの街並みを眺めたいと思った。冬の真っただ中、植物がどれほどあるのか気がかりではあったが、それでもとても良い思い出になる、そんな予感がしていた。
ボーボリ庭園は、きのう訪れたピッティ宮殿に付随する広大なイタリア式庭園で、メディチ家によって買い取られた後、宮殿と共に大規模な拡張がなされた。
10数年前、イタリアに来てから数日後にここを訪れた事がある。
その時はほんの一部しか見なかったのだが、とても印象に残っていて、いつかゆっくりと散策してみたいと思っていた。
フィレンツェ在住中も結局行かなかったこの庭園を、ようやく再訪することにした。
サンタ マリア ノヴェッラ駅からはそこそこ距離があるので、ミニバスに乗ってピッティの近くまで行きました。今日は第2日曜日、近くのサント スピリト教会の広場に市場が立つ日。
庶民的で趣のあるこの市場を、昔もよく見に来たものでした。

食材,がらくた、骨董、洋服、、、小さな広場に所狭しと屋台が並びます。

よく見れば意外と掘り出し物もあるかもしれません。
僕らはここで少し早目のお昼ごはん。ランプレドットという牛の胃袋の煮込みをはさんだパニーノ。実は僕はモツ系が苦手なんですが、ランプレドットの味、というか煮汁は結構好きです。なのでせっかくフィレンツェに来たのでそれを食べる事にしました。
でも、、、、やっぱりモツの食感は苦手であった、、、、

しかし、もしあそこで食べていなかったら、それはそれで後悔しただろうからいいんです

一瞬雨がちらついて心配になりましたが、ボーボリに向かいます。
そして予定通り昨日の入場券を提示してボーボリ庭園に入りました(詳しくは前回の記事にて)。
黒い雲に覆われていた空からも光が差し込んできました

この旅の間、何度こう思ったものでしょう”ああ、やっぱりここにきて良かったな、、、、”って。
時折目にする彫像や泉、木々の間から垣間見えるフィレンツェの街並み。
冬の澄んだ空気を吸いながら、時間を気にすることもなく自然の中をゆっくりと歩く。
写真をとるのもしばし忘れてそぞろ歩きをしていると、ある案内が目につきました。
”ブオンタレンティのグロッタ(洞窟)一般開放の時間帯”
ブオンタレンティのグロッタとはボーボリの目玉の一つで、メディチ家の命により造られた人工洞窟です。1日のうち数回しか一般公開されなく、そのうちの1回が今から5分後なのでした!期待に胸を膨らませて洞窟に向かいます。

柵の前で待っていると、鍵の束をもった係の方が到着し,錠を開けてくれました。

当時は本物の洞窟さながら、水が滴っていたとか。
今ではもう泉の水も止まっていますが、その不思議な空間は中に入った者の心を魅了し続けています。洞窟内は3つの部屋に分かれていました。

目を凝らすと、壁や天井のいたるところに人の顔や動物の姿が隠されています。皆さんにはいくつ見えますか?
まん中に見えるのはミケランジェロ作の4体の囚人像のひとつで、ひとつ目の洞窟の4隅に置かれています。現在のものはレプリカで、本物はフィレンツェのアカデミア美術館(ダビデ像で有名)に展示されています。
ただ、ミケランジェロはこの洞窟のために像を彫ったわけでは無く、もともとは教皇ユリウス2世の墓の装飾のためでした。後年になって彼の親族がメディチ家に売却(?)し、洞窟内に一時的に置かれるようになった、と記憶していますが、、、、、、長々と書いてもし間違ってたらごめんなさい

誰かコメントで指摘してね

続いて第2の洞窟に入ります。

これはヴィンチェンツォ デ ロッシ作のテセウスとヘレネーという作品。
非日常的な空間の中に置かれたこの〝2人〝からは、官能的な一瞬のまま永遠に時の中に封じ込められてしまったかのような、妖しい迫力が放たれていた。(ちなみに2人ともギリシャ神話の登場人物で、ヘレネーはテセウスに誘拐される。)
続く第3の洞窟。

ジャン ボローニャ作のヴィーナスが展示されています。
光の加減で壁面にヴィーナスの影が2つ写っていますが、それを見た子供たちは
”もう一つの影は一体誰のものなの~!?”
と軽くパニックになっていました

入場時間は15分くらいだったかな、、?その後再び柵には錠がかけられ観光客は外へ。
思っていたよりも広くて見ごたえ十分でした
もしボーボリに行く事があったらぜひ訪れてみてください。洞窟を出た後、木々に囲まれた遊歩道をそぞろ歩いていると、いつしか大きな泉のある広場に出ました。

ネプチューンの噴水です。

池に浮かぶ鳥たちはなぜか次女の声にすごく反応して寄って来ました。

大喜びの彼女はなかなかその場を離れたがりませんが、きりがないので先に進みます。
階段を上り振り返ると、フィレンツェの街並みが、、、、

家族で公園を散歩。
何気ないある休日かもしれない。でもこういうささやかな幸せの積み重ねがいつしか心の糧になる気がする。
小さい頃を思い出すと、もちろん印象深い出来事もたくさんあるが、全体的には何か小さな金色の泡、というか空気のようなものに包まれていた気がする。きっとその泡の一つ一つは日常で起こった何気ない幸せだったのかもしれない。
最近は生活や仕事に追われてなかなか子供たちとゆっくり接する余裕がない。
子供たちのしつけや面倒はほぼ妻にまかせっきりになってしまっている。
それでも、、、、か、そのおかげか3人ともすくすくと成長してくれている。
この子たちも、大きくなって昔を振り返った時にその思い出が金色の空気で包まれていてほしいと思う。
そうは思いつつも今日も自分のことで精一杯であった。
色々と反省しつつ、真夜中に帰宅後ブログを書いている僕なのであった。
ボーボリ庭園散策は次回に続きます。
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました

