前回の続きです

さて、少しばかり取り乱しはしたもののにひひ無事に入館する事が出来たウッフィツィ美術館。
再三書いているが、この美術館訪問は今回の旅の中でもハイライトの1つであった。

僕は専門的に詳しいわけではないけれど、絵を見るのは結構好きだ。
自分の好みに合う絵を見たときに感じる胸騒ぎみたいなもの。
言葉にして定義づける事をしたくない直感的な感覚。
何かを選んだリ、考える時のひらめきを刺激してくれる。

ほかの芸術についても同じような事が言えるかもしれないが、絵を見るという行為は、結構内省的な行為だから好きなのかもしれない。

自分と向き合った絵に感じるものは自分の自由だ。それはその作者に強制されるものではないし、画家もそんなことは望んでは無いのではないだろうか?
画家ではないから分からないけど、もし自分の書いたものが色々な可能性を秘めていて人によって感じ方が違ったほうがうれしい気がする。

”想像力の広がる余地がない”ものが嫌いだったのはアン=シャーリーだったか。
もっとも彼女が嫌いだったのは幾何やパッチワークだったけれども。
僕も音楽でも絵でもあまり自己主張の強いものは好きではない。
押しつけがましくて、げんなりしてしまうのだ得意げ

はっ!!もしかしてこの文章自体が押しつけがましくて読者をげんなりとさせているのでは!?叫び

手遅れにならないうちに本題へ入ろう、、、

中に入ると、広くてゆったりとした階段で最上階まで登る。
1段1段、次第に期待が高まる。かれこれ10年以上来ていないことになる、、、
フィレンツェが世界に誇る美術館。
僕のヘタな文章で解説するのも何なので、駆け足でご紹介します

コの字型をした美の回廊は昔の装飾も良く残されている。決して巨大な美術館の部類ではないが、とにかく名作が多く所蔵されているので最低2時間は見積もりたい。そして窓から見える街の景色がまた良いのだ。


今日はあいにくの曇り空ですが。

ルネサンス黎明期の作品から鑑賞が始まる。
大体年代順に配列してあるので絵画の変化が分かる。
ダ ヴィンチやミケランジェロを始め巨匠たちの作品が目白押しだが、やはりここの白眉はボッティチェッリの部屋ではないだろうか。美術館の中でもとりわけ大きいこの部屋には、“春”や”ヴィーナスの誕生”と言った名画がある。この2作はスケールも大きいので見ごたえがある。

まん中にいすが並んでいるので、ゆっくりと鑑賞ができる。
さすがに人気で絶えず人だかりがあるが、それでも一瞬人気が引いたときに間近に行って見ると感動もひとしおだ。娘なんかは人ごみをくぐりぬけてずっと一番前で見ていた。かなり感銘を受けたらしく色々と質問もしてきたし、どっちの絵が好き?なんて会話も出来たので連れてきて本当に良かった。子供だから、、、とハナから連れて行かないのはもったいない。




とはいえ、あまりゆっくりしすぎても疲れてしまうので、ペースを上げて鑑賞を続ける。
しかし、僕のお目当ての絵はまだ登場していない。
ネットの情報でも知っていたが後半部分は展示が大きく変わっていて、下にある階にもたくさんの絵画が置かれるようになっていた。降りる前に突き当たりにあるカフェで一休みすることにした。もう少しすれば外にあるテラス部分も開かれて、さぞかし気持ちが良いだろう。

次回に続きます。今回もお読みいただき音譜ありがとうございました
(写真の絵はミケランジェロの”聖家族”、通称”トンド ドーニ”)