前回の続きです。

秘密の通路ツアーの参加者は、切符売場の前に集合することになっている。
僕らの他には,もうひと組家族連れとカップル(って今言うの?)、年配の女性が1人いるだけだった。
時間になりガイドの方がやって来る。フランス人の女性だがイタリア語でのガイドだ。
とても感じが良く、子供たちにも分かりやすい説明をしてくれた。

10時30分、ツアーが開始し、いきなり外に連れ出される。
建物の拡張の経緯についての説明だ。なるほど、良く見れば同じように見える外壁も微妙に石の色が違ったり、建築スタイルが異なっているのがわかるえっ

そして宮殿の脇道にあるこの小さな扉。
そうビックリマークこれこそがその昔フィレンツェの実権を握っていたメディチ家の人々のみが使用することのできた秘密の扉だったのであるビックリマーク



我々は後年に内部から新たに開けられた扉から、秘密の通路へとアクセスする。写真は先ほどの扉を中から見たところ。
ピンボケでも堂々と載せます汗いいんです、雰囲気さえ伝われば、、、


その昔、莫大な財力を武器にフィレンツェの実権を握り、ルネサンス開化の立役者ともなったメディチ家。
それだけに敵も多かった彼らが、人知れず宮殿へ出入りできるように、と造られたのである。 進んでいくと階段の前に小さなスペースがあり、当時の富裕階級の人々が着ていた衣装が展示してある。


そして狭くて急な階段を上って行く。
窓もほとんどなく、昔はろうそくの光を頼りにメディチの人々が通っていたのかと思うと感慨深い。
登りきると小部屋があり、宮殿の模型や間取り図などを使っての説明がある。


ここからはメディチ家の住居だった部分へと続いている。僕らはフランチェスコ1世の書斎へと案内される。名君として名高かった父のコジモ1世と違って政治にはあまり興味がなく、化学をはじめとする色々な実験や研究に没頭していった。
彼の生涯は、暗殺事件やスキャンダルに満ちた波瀾のものだったようだ。
そしてこの書斎にも様々な秘密が隠されていたのだった!!



次回へと続きます。ありがとうございましたニコニコ