日本も貝類は豊富ですが、イタリアでも様々な種類の貝を見かけます。日本でもおなじみのムール貝やアサリを始め、マテガイ、イシマテガイ、ニッコウガイ(法律では捕獲禁止ですがたまに見かける)、マツヤマワスレガイ、アラヌノメ、、、、などと言った貝類をイスキア近郊ではよく食用にします。
和名があるという事は日本にも存在するのでしょうが、僕はイタリアに来て初めて食べました。
今回はしかし、そういった料理用の貝ではなく、宝石のように美しい2つの貝をご紹介したいと思います


まずは1つ目の貝から。見た目は、少しサザエにも似た地味な感じですが、、、、、

裏を返すとこんなにも美しい色をしています


この貝はbolma rugosa(通称=サンタルチアの目)とよばれています。
カトリックの聖人で信仰の象徴として自らの目をくりぬいたと言われる聖ルチアに因む名を持つこの貝は、貝蓋の部分が非常に美しいオレンジ色をしており、宝飾品にも加工されています。
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今回は脱線しませんよ

魔除けや、幸運をもたらす貝としても知られています。
イスキアの海にもいますし、宝飾店やお土産屋などにも手ごろな値段で置いてあるので、旅の思い出にも最適だと思います。

写真に撮ったものは、レストランで仕入れたある大量の貝に1つだけ紛れて入っていたもの。その貝というのはこちら

和名はホネガイというそうです。
小さなツブのような感じで、オリーブオイルとレモンで食べるとすごく美味!
魚介のサラダに、タコやイカと混ぜたら最高の御馳走ですね。
さて、2つ目の貝はPatella=カサガイというものです。
これはイスキアの浜辺にある岩べりなどにくっついています。
まずは見た目から

これまた地味な貝、、、なんて思うでしょう?
しかしこの貝も裏を返すと、、、、、

びっくりする位きれいな色です!
これは宝飾に使われているのは見た事がありませんが、何かのオブジェに利用したり、ただの飾りとしても十分きれいです。何より、手軽に採取出来るのがいいですね。
因みに中身も食用にされますが、あまり、、、といった感じの味です。
僕も一時期この貝集めにハマり、岩を探してはベリべりとはがしていました。
でもやっぱり大きめのものになると、実を取り出すときちょっとかわいそうな感じがしましたね。海の中で‘うわー、ごめん、、、‘なんて思いながら取り出していました

さて、今回ご紹介したイスキアの貝たち、いかがでしたか?
皆さんもイスキアに来る事があったら、ぜひ探してみてくださいね。
素朴で神秘的な自然美にきっと魅了されるはずです

最後までお付き合い頂きありがとうございました

(追記)
サンタルチアの目と呼ばれている貝について。
和名が知りたかったのですが、どうも一致する貝が見つかりませんでした、、、、。一番近いのは‘ハリエビス‘という貝なのですが、ネットの写真では貝蓋の部分が白くて、違いました。外側はそっくりなんですけどねえ、、、。