前回の続きです。
そんなこんなで、何とか時間内にお菓子の準備が整ったDASH!
‘テーブルに飾るレモンを少し枝つきでほしいな~‘と店に出入りしている庭師の方に事前にお願いしていたのだが、約束通り‘外に置いてあるから、じゃあね!‘と言い残し持ってきてくれたではないか。

持つべきものは友である、ありがたい。ということでその枝つきレモンをとりに向かった。
しかし僕を待ちうけていたのは、ほぼ1本丸ごとのレモンの木
であった目

いや、、、、小さめとはいえ、レモンの木もらってもテーブルセッティングには使えないから、、、、、。
そこへグッドタイミングで荷物運搬用の軽トラックが到着する。同じイベントに参加しているホテルの軽トラに一緒に乗っけてもらう事になっていたのだ。
予定外のレモンの木のおかげで、やむなくいくつかの小物をあきらめる。
まあ、かしこまったイベントでもないからいいんだけど。
それに予定通りに物事が運ぶなんて夢物語を信じることはとっくの前に辞めているので、もう全然平気ー。

僕は昔から極度の乗り物酔いがあるため、あとは無事に会場までたどり着く事を考えるのみ。
そんな心配をよそに、この時期のイスキアは本当に緑が濃くてきれいだな、なんて感心しているうちにあっという間にたどり着いた、よかった。

ミケランジェロの塔は今はイベント会場などとして使われている。中にはまだ入った事はない。外観は簡素で、塔というよりかは少し高めの住居といった印象である。
$イスキア島から吹く風

敷地内は広い芝生になっていて、ステージや客席の準備中であった。風船なども飾り付けられ、祭り気分を盛り上げる。
僕らも急いでテーブルセッティングをする。隣では有名ホテルがガラス作りのテーブルにお上品にお菓子を配置してある。
わかってないな得意げ
そんなクールな盛り付けはニューヨークでもいいんだよ。ロシア人がイスキアに求めているのはそんなんじゃない。もっと素朴で大胆な、それでいて貧相ではない、そう洗練された田舎風なものだと思うよ。
なんて、自分に言い聞かせて準備をする。
もはやウドの大木と化したレモンの木はいくつか実をもぎ取った後、後方にある植木にもたれかけさせてその役目を終えた、、、。

いや、それにしてもここからの景色の素晴らしい事と言ったら!特に夏の夕暮れ時などは言葉がないほどである。この景色を見れたのだから頑張ったかいがあるといったものだ。
、、、、、、我ながら安上がりな人間だ。

$イスキア島から吹く風

ほっとする間もなく、給仕役を残してレストランに戻りいつもの仕事へ。帰り道は夕日がきれいでつかの間の観光客気分になった。

大変だったけどあとになれば思い出になるし,自分の実にもなるのでいい経験である。
来年も同じ話がきたらなんだかんだでまたやるんだろうな。
長くなってしまいました。最後までお付き合いくださりありがとうございました


$イスキア島から吹く風