タイマッサージ日本大会で審判員してきました | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

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Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
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品川区より

とにかくファイナリストたちの

タイマッサージは綺麗で

まるで芸術を競う演舞だったんだ。

 

 

タイマッサージに対して

どのようなイメージがあるだろうか。

もはや世界のタイマッサージと

なりつつあるのが大会の規模から分かる。

今回の日本大会は謂わば世界大会の

日本予選と言っても過言ではなく

10月31日に日本で開かれる大会が

タイマッサージ世界大会となる。

世界中の猛者と戦うステージは

今年日本で行われることになっている。

 

 

一生懸命にやるって素敵だと思った。

最終的に日本大会のファイナルに

選ばれた方々のマッサージは

まるで演舞だった。

 

 

大会会場は水を打ったように静かになり

タイマッサージをしている姿は

まるで可憐でダンスしモデルさんと2人で

ヨガをしているのを見せられてる気がした。

 

 

流れや技、効き具合、さらに解剖学的に

理に適っているマッサージなのかを

審査するのが俺の仕事だったんだ。

 

 

俺は治療家だし、どちらかと言うと

タイマッサージの世界は治療業界以外の

関係ない世界と思いきや思いの他

素晴らしい世界だった。

 

 

出場者のタイマッサージ愛と情熱が見える。

本当に緊張感が伝わってくる会場だった。

ファイナリストに選ばれた方々は

よく作り込んできたな

というのがよく分かった。

 

 

タイマッサージをしている姿を見て

その後ろで努力してきた姿まで見えた。

一生懸命にマッサージのストーリーを作り

技を編み出し効かせる努力をしている姿が見えた。

それは見ればすぐに分かった。

 

 

大きく動くのは小さい筋肉のためだったり

ストレッチをしつつマッサージを入れたり

モデルさんに話しかけてこの様に

動いてくださいと声掛けしたりしながら

モデルさんのカラダを誘導していき

えぇぇこんな格好を人間てできるの?

と本当想像を絶する動きを魅せて貰った。

 

 

一生懸命やるのってイイね。

もちろん皆さん一生懸命に

練習してきたんだと思う。

でも選ばれた人たちは光っていた。

 

 

一生懸命にやったら誰でも

ファイナリストに進めるか

というとそういう事ではない。

 

 

例えば走って速さを競う競技なのに

歩く練習を一生懸命やっても仕方ないだろ?

おそらくファイナリストたちは

自分の仕事を終えた後

そこから練習を始めただろう。

 

 

1人で練習できないから同僚や家族に

手伝いってもらったに違いない。

技を磨くために自分の柔軟性を

見直したかもしれない。

鏡を見て身体は真っ直ぐに

動いているかチェックもしただろう。

見せる競技でもあるわけだか

ら美しさも必要になる。

 

 

整体業界でも同じことが言えるもので

技に固執するため全体が見えていないとか

局所へのアプローチができてこそ

身体全体から局所へ効かせる技が

できるとも言える。

 

 

どう練習していいのか分からない

という話を聞くことがあるけど

技の目的や技を作った人の意図を

汲むことができていないと効果も

ブレるわけでタイマッサージの大会で

そんなことを考えながら審査していた。

 

 

とにかくファイナリストたちの

タイマッサージは綺麗でまるで

芸術を競う演舞だったんだ。

キラキラしてて審判員全員が評価を

するのが辛かったと言っていた。

 

 

ファイナリストの中で更に順位が

決まってしまうのも辛かった。

メダリストたちはほぼ全ての

選手が泣いていたね。

 

 

努力し技を磨き続けてきたことが

報われた瞬間だった。

壇上でのスピーチの時に言葉に詰まり

涙で顔を崩し喋れなくなってしまう

メダリストもいた。

 

 

全てのスピーチで出た共通の言葉が

『感謝』だった。

練習に付き合ってくれた方へ感謝。

練習場所を提供してくれた方へ感謝。

タイマッサージのセラピストになる

キッカケをくれた方への感謝。

だからかなぁ会場全体が暖かい光で

覆われている様だったよ。

 

 

誰1人として俺が所属していた

格闘家連中のコメントとは違った。

「俺がナンバーワンだ。俺が世界一強い。

俺がチャンピオンだ。誰でもかかって来い!」

なんていう世界と大違いだ。

格闘家の世界も素晴らしい世界だけども

タイマッサージは自分が歳取っても

やり続けられる類まれな手に職の世界でもある。

 

 

優勝者は世界大会へ駒を進める。

日本人が世界を制してくれると

信じたいけど世界の壁の厚さを

感じてみたいとも思った。

 

 

俺は日本の整体が世界一素晴らしい

手技療法だと世界に発信している。

インドの5000年の伝承医学

アユルベーダのドクターに

囲まれセミナーしたことがあった。

「あんた5000年を超えたね」

と言ってもらったし

 

アメリカのカイロドクターを集めて

セミナーしたこともある。

 

日本のドクターを集めて

セミナーしたこともある。

 

海外の病院に呼ばれて講演活動をしてきた。

 

ヨーロッパの理学療法クリニックで

対戦したこともある。

 

パレスチナのクリニックに呼ばれて整体したし

 

イスラエルセミナーでは80名越えの

セラピストにセミナーをしてきたことがある。

 

でも、でもね、世界中旅して

現地の手技療法を受けたり

大家にあったりしているんだけど

満たされないんだ。

 

 

日本以上の手技療法があるならば

出会ってみたいとも思っている。

俺はまた東京セミナーを終えた後

タイマッサージの世界大会の審判をし、

また世界ツアーの続きをしに世界に飛び出す。

 

 

頼むから俺をコテンパンになるような

手技療法に出逢いたいと思いながら

世界中の患者さんの症状を

取り続ける旅を続けてくる。

 

https://youtu.be/hf_ZMUavB9s?si=pNLouGUoH_5h1BoD