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都内某所より
俺はいつもいつでもアントニオ猪木の
「いつ何時、誰の挑戦も受ける」
という言葉が好きだった。
だからセミナーでは敢えて自分から
窮地に追い込むスタイルなんだ。
この中で一番身体の悪い人前にどうぞ
そすると隠れている症状を恥ずかしそうに
手を挙げてカミングアウトする人なんかがいる。
今日は立っている姿勢の時に
いつでもどこでもゲップが止まらない。
という症状の受講生さんがいた。
ゲップといのはある意味生理的反射だろ？
胃に溜まったガスが上がってきて
ゲッってやるんだ。でもいつでもどこでも
ゲップが出るってのは何かおかしいと思ったんだ。
「2年半もの間ずーっと
ゲップが止まらない症状です」
彼は実に苦しそうだった。
ゲップって人前でするのも
はばかれる現象だろ？
でも彼はゲップが止まらないんだ。
今日だってひっそりとしたセミナーで
俺の講義を聞いていたんだ。
でも、KYTに賭けてみたんだね。
よく手を上げてくれたよ。
本当先生の勇気に拍手を送りたいね。
頸椎調整までの道のりで時折
テクニックを先生に行なっていく。
少し良いです。
と言ったのは下部頚椎の調整だった。
上部頸椎に入り第二頚椎の調整の後
すっきりしています。
でもまだゲップは出ますね。
「先生大丈夫。第一頚椎の
調整が一番大事なんだよ」
そう言って安心させて、
第一頚椎調整を皆の前で見せたんだ。
彼は良い人そうだったし
これで治らなかったら悪いかなぁっと
思ったかもしれない。
で、1回目の調整を行うと
「あぁさっきと明らかに違います」
立って少しするとやはりゲップが出た。
出るには出たけども意図的にゲップを
出そうと思わないと出ませんと言った。
そうか、もう一度寝てみて
俺はもう一回第一頸椎を調整したよ。
すると
「良いです！出ません」
と言って受講生全員が驚きで静粛になった。
会場50名は一体になったね。
すごい一体感だったんだ。
目の前で見たものは信じられるだろ？
100個の目が目撃したんだ。
今起きたことを自分で
再現させることは簡単だった。
全員が頸椎調整までできるようになり
今年のKYT東京セミナーの全肯定を終えた。
俺はすぐにバンコクの自宅に戻り
翌日からネパールに向かいエベレストで
してくることになっている。
進化を遂げているKYT
来年春の東京セミナーではかなりヤバイ
テクニックを見せることを約束しとくよ。
セミナー中に見せた新しい分野の
テクニックも皆に見せることができた。
身体中痛いモデルに膝を曲げて伸ばす。
ただそれだけで全ての歪みが整っている。
そんなテクニックも来春から
新しいコースをしてみようかと思ってる。
