★★★★NEW LEVELシリーズ★★★★
【KYT LEVEL12後編『第一頚椎』】
★★★★★★★NEW★★★★★★★
【KYT ONLINE Q&A vol.72】
★★★★★NEW治療動画★★★★★
【坐骨神経痛】
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東京より
セラピストとは英語で治療家
という意味と出てくるのだが
一般的に日本で使われる「セラピスト」は
治療効果を期待するよりも
むしろリラクゼーション色が
強いイメージがある。
実際、彼らは症状を患者さんに伝えられると
私たちは治療家ではないので癒しの方です。
という返事が多く返ってくる。
大会当日は主賓席に座らされて
開会の言葉を述べさせて頂くことに
なっちゃってて。。
マジでこういうの苦手で
どうしよう何を話そうかな。
セラピストの意味について話してみよう。
と挨拶の言葉の後に咄嗟に出た言葉は
解剖学の話になってしまった。
中枢神経系を包んでいる3つの膜は
硬膜、くも膜、軟膜でそのうち脊髄から
硬膜が末梢神経を連れ出している。
あなたが動かしている関節の運動神経も
筋肉を解されて気持ちいいと感じたり
あったかくて気持ちいなと感じる神経は
感覚神経も外周は硬膜が名前を変えた
神経上膜なんです。
拡大解釈すれば、あなたが与える癒しという
ホグシやストレッチは中枢神経に
伝わっているとは思いませんか?
つまりあなた方が行っている手技療法は
中枢神経にアプローチしていると
考えるとすると治療家であり
癒しを行っているリラクゼーション家
でもあると言えませんか?
今日のセラピスト日本一決定戦で
中枢神経までアプローチしているつもりで
実力を発揮してください。
この言葉で大会前なのに
今までの手技に混乱を起こして
しまった人もいたかもしれないけど、
解剖学に興味を持ちましたと
多くのセラピスト先生に言って貰えた。
また俺は治療家人生30年だけど
リラクゼーション家の世界の隣の世界で
生きてきたような感じなんだけどね
この大会の名誉顧問に選んで頂いて
正直初めはしっくりこなかったんだよね。
でも終わる頃には感動して鳥肌状態だったんだよ。
マッサージ世界大会で7度優勝した
イギリスの先生や、
韓国人でデンマーク大会で優勝した
韓国人の先生がデモンストレーションを
舞台で見せてくれていた。
このマッサージの中には解剖学が
練り込まれているのがよく分かったし、
そうか、これが世界一なのかと
深く納得してしまったんだよ。
翌日、このマッサージ世界一の
韓国人セラピストのキウン君が
俺が月一で集まっている
セラピスト会に来てくれて
セッション会を行ったんだけど、
それがこの動画だ。
彼とよく話をしてみたよ。
韓国はマッサージ行為は違法なんだそうだ。
なぜならマッサージは目が見えない人の
職業だと法律で決まっているようで
何度も警察からも指導を受けていて
罰金も支払ったことがあると言っていた。
マッサージをしてはいけない法律、やばいよね。
彼の父親は獣医で小さい頃から
筋肉や関節に興味があったようだ。
彼は独学で解剖学を学び、機械工学の
大学を出たことから物理学に興味を持ち
「僕のマッサージには無重力
のような瞬間を利用している」
とちょっと理解を超える話を聞かせてくれた。
このマッサージはフル動画となっており
おそらくはお客さんによって
手技を変えているようだ。
場合によっては1人のお客さんに
8時間マッサージをし続けると言っていた。
マッサージはこうでなければならない
って思っているだろ?
その枠を大きく超えて自由に
空間を使っていいんだよって
彼のマッサージを見ながら
メッセージを受けていた。
治療家もリラクゼーション家も
セラピストだからね。協力しあって
良い業界にしていきたいね。
ところで彼の師匠に当たる先生は
名も名乗らないタイの
お寺の僧侶だったそうだ。
彼の師匠には両手が肩口から
ちょっと生えている位の方で
両腕がないけども両脚だけで
タイマッサージをしてくれたそうだ。
そこでマッサージってなんだ?
って考えたところ
彼は覚醒したと言っていたよ。
人が覚醒する時ってのは
何かに気がついた時だとも言える。
気がついただけじゃダメだ。
それを使って創造していく
モノがないと意味がない。
キウン先生と今後も親交を深めていきたい。
そう思ったんだ。
見よ!日本人!世界一のマッサージ師登場
日本人セラピストは勝てるのか⁉︎