★★★★★NEW LEVELシリーズ★★★★★
【KYT LEVEL12・前編】リリースしました!
★★★★★★★★NEW★★★★★★★★
【KYT ONLINE Q&A vol.60】
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ネパールヒマラヤ山脈のとある村より
村長は俺をバンコクから呼び寄せたんだ。
「無医村の自分の村にはカラダの
困っている人が多くいる。
どうにかならないだろうか??
日本の整体ってやつで」
どうにかならないかって
もちろんどうにかする為にやってきた。
ネパール協会の会長と俺はカトマンズから
ポカラというヒマラヤ山脈の入り口に
ポカラからジープで4時間揺られること
着いた場所は既に隣の村まで
数キロ離れている様な世界だった。
所々落石の跡があり、上を見上げると
今にも崩れ落ちそうな岩が並んでいて
生きた心地がしなかった。
遠く離れてやってきた村は数日かけて
ポカラからトレッキングをする
通り道になっておりホテルというか
ロッジもいくつかあった。
しかしそこは文明から遠く離れている
世界の様にも見えた。
俺は20数年前一度この地を訪れていた。
股関節痛の婆さんに呼ばれ
ネパールにやってきたんだった。
20数年前ともなると発展もしていた。
以前は日が暮れるとユラユラと
ランプの火が見えだし、
あぁやっと次の村が近くにある
ってのを感じていたのだが、
今はもう太陽光で発電しており
街灯は電気になっていた。
とにかく村長は村を案内してくれつつ
俺はこの地が気に入った。
空気が美味いなんていう表現があるけど、
本当に素晴らしい空気を感じ
食べ物も無農薬しかない。
金がなくて農薬を買う金も
ないってのが本当のところだけど
法律でも決まっているらしい。
村人が小川で洗濯している所を通り過ぎたが
洗剤ではなくココナッツ石鹸を使い
そのまま川に流しても問題ない環境に
配慮されている石鹸を使っていた。
また2〜3000m級の高地では害虫も少ない。
だからなのか食事がとても美味く感じた。
村長は歓迎してくれて村人の家を訪問し
整体してお礼に地酒や食事を
振舞って貰うの繰り返しだった。
整体のお礼は金ではなく野菜や酒や食事で
資本主義の中で生きている通常の俺の生活が
いきなりブツブツ交換の世界になり
でもそれはそれで新鮮で心地よかった。
ネーパールはアジア最貧国と
言われている時代が長かったが
徐々に成長を遂げているそうで
俺はとてもこの国が気に入ったんだ。
さて、朝になると患者さんが並んでいた。
腰痛専門と言いながらも並んでいる年寄りは
五十肩、脳卒中、崖から落ちて膝痛とか
高血圧だとか頭痛と日本の整体は
なんでも治せると思っているのか、
または村長がそうアナウンス
したのかもしれないと思った。
中でもバッファローに腹を突かれ
手術して縫合して、その後から
腰痛になった女性が現れた。
怪我の発生起点も日本にいたら
あり得ない様な症状が多かった。
そんな未体験ゾーンの症状だけど
全ての症状に成果を出して
この経験がKYTレベル12を作るのに役立った。
環境を変え、言葉を変え、症状を変えると
頭がフル回転してくる。
彼女の腰痛はスッと良くなり
笑顔を見せる様になった。
言葉では特に苦労することがある。
特に日本語はもちろん英語も通じない世界、
特にネパールとかインドやスリランカ辺りだと
Yesの場合は首を横に傾ける。
ノーだと首を振る習慣があり
初めはYesなのかNoなのかわからなかった。
「痛く無くなった?」
と聞くと、首を傾けるからまだ痛いのか?
と思い何度も横に寝かせ
整体を繰り返していたけど、
痛くなくなったと何度も答えていた事が
後から気がついたこともあった。
世界は面白い、未体験ゾーンに身を置き
ドップリとその国に浸かってみるってのもイイ。
今回はネパールだったが
来年もぜひ来て欲しいですと言われ
テレビ出演もお願いしたい。
この日本の整体を知ってもらいたい。
と村長が言っていた。
どうやらコネクションはある様だった。
なんにしろ俺は求められたら断らない。
来年も忙しくなりそうだ。
俺の世界の腰痛を治す旅はまだ終わりそうにない。
バッファローのツノでお腹を突かれて手術