女子高生ゴルファーが膝の脱臼して病院から運ばれてきた | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

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Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。

★★★★★★NEW治療動画★★★★★★
【患者さんがご自分の症状を書いてきてくれました】
 
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都内腰痛研究所より
整体世界一周の旅の準備を終え、
空港に向かう時間に差し掛かっていた。
ドイツから始まる世界ツアーは
今日から始まることになっている。
連絡が来て俺は時計と睨めっこしていた。
患者さんが病院を出てもう到着する頃だったが
なかなか連絡がなかったんだ。
 
 
連絡が来たのはそれからしばらくしてからだった。
パーキングに車を停めたという連絡が来たのに
そこからまた暫く時間が経過していた。
折り返しの電話をしたところ
ようやく辿り着いたという。
彼女は両親に付き添われ庇われながら、
どうにかこうにか松葉杖でやっとの思いで到着した。
玄関で靴を脱がせてもらうのに痛さで顔を歪めていた。
 
 
施術部屋にどうにか辿り着き、
痛さと緊張感で彼女は動画の通り
疲れ切っていたんだ。
 
 
膝だけじゃない。
どの動作に関しても一挙手一投足の
全てが膝に響くらしい。
 
 
可哀想にそれは世界3大痛と言われている
痛風を経験している俺は良く理解できる。
とにかく彼女はベッドに横になったが
痛みのために顔を歪めていた。
 
 
観察すると膝が曲がったままで伸びきらない。
またそこから曲げることも出来なくなっていた。
どうやって膝を脱臼したのかと聞くと
動画があるということで見ることにした。
 
 
大腿骨と脛骨の脱臼ではなく
膝のお皿が外に外れた脱臼だった。
あぁ、これならば経験したことがある。
と早速調整しだした。
 
 
病院ではなにを言われたのかと聞くと
両親は手術だと、手術してもまた脱臼するかも。
お皿が普通より高い位置にあるから。
膝の皿が上下する溝が浅いんだ。
骨に穴を開けて靭帯をつなぐ。
靭帯が損傷しているわけではない。
とにかく娘が脱臼したということで
両親もアップアップになってて
俺にくれる情報が錯綜していた。
 
 
まとめると、こんな感じだと思う。
痛めたのは、内側の膝のお皿を
内側に繋いでいる靭帯だと思う。
なぜならばお皿が外に脱臼したのだから。
手術してもまた脱臼する恐れがある。
というのはこの靭帯の長さが伸びたからとか
そんなことだと思う。
 
 
手術してもまた戻るとかいうのは
彼女も両親も困惑させてしまったに違いない。
解剖学的に大腿四頭筋の角度が捻れているならば、
また脱臼するだろうという方が正しい。
 
 
つまり捻れない工夫をすることが医療として
正しいとも言えるんじゃないかな。
と心の中で思い説明した。
 
 
お医者様が言うのはそれで正しいでいいのだけど、
「じゃぁどうしたらいい」
ってのまで伝えてあげて欲しかった。
 
 
機能解剖を良く知り、患者さんを
安心させることは非常に大事であり
手術を勧めるにしろその辺は
考えてあげて欲しいと思うのであった。
 
 
さて、KYTを施していくと
最終的に動画の通り痛みは取れていき
最終的に立てた。歩けた。しかも痛みなく。
というところまで来て
両親は感激で涙を浮かべていた。
娘を思う気持ちを見て俺は感動した。
 
 
空港へ向かわないといけない時間が近づき
いよいよ余裕がなくなって来ていた。
俺は彼らを送り出すと気持ちよく治療院を後にした。
 
 
ベルリンセミナーでは医師が数人参加する。
現代医学の父であるドイツ医療と
KYTがコラボする時代になり
俺は喜んでいる。
 
 
女子高生ゴルファー膝の脱臼で病院から運ばれてきた。手術か整体か