バンコクより
眼を覚ますとバンコクの自宅だった。
そうかオーストラリアを出て
今日は泰のバンコクにいるんだった。
時々朝起きて、ここはどこだ?
と思うことがしばしばある。
目まぐるしく移動に移動を重ねる暮らしだから
しばしばこんな目覚めが起こるのだ。
しかし動くからこそ得られることが沢山ある。
と信じているしm実際に今回の訪豪はそうだったんだ。
オーストラリアセミナーでは
様々な体験をさせてもらった。
セミナー講師なのに俺が得る収穫が多く、
それはフィリピンセミナーに向けて
早速修正を行うことが出来た。
日、豪、泰、比と今年3回目の
ワールドツアーはまだ前半であり、
体力を残しておく必要があるのだが
体力を充電する間もなく
今夜フィリピンへ旅立つことになっている。
さて題名の
「精神的な押さえつけは身体に不調をきたす」
についてだが、
身体は通常感じるままに
表現する様になっている。
心地良いとか悪いというベーシックな
他の感情は、嬉しい、幸せ、悲しい、
辛い、妬ましい、羨ましい等々
という感情もある。
嬉しければ顔がゆるみ、
辛かったり悲しみかったり、
怒りを顔であらわすだろ?
拳を固め、拍動は上昇していく。
通常感情は顔面とりわけ眼で表現される。
感情と運動神経はリンクしている
と言ってもいいだろう。
しかし感情を無理やり押さえ付けられると
あたかも感情と顔面の表情筋は
コネクトしてないかの様に無表情になっていく。
繋がっているのに、
信号を送り続けているのに
苦しいよ、イヤだよという感情を
押し殺している人が多い
現代社会と言えないだろうか。
本来の感情を抑えることが
大人であり社会人であるのだが、
人によっては耐え難い可能性もある。
そしてそのストレスは表に症状として
出てくる頃合いを見計らっているんだ。
俺の幼い頃の話をしよう。
落ち着きのない子供だった。
落ち着きがないからなのか、
それを直そうとして両親は
ヴァイオリンを習わせ
習字にソロバン、公文に学習塾に行かせた。
平日は必ず何かの習い事に通っていた。
ストレスを感じでいたが、
親の芸術脳を鍛えてやりたい、
苦手科目を克服させてやりたい、
文字を綺麗に書ける様にしてやりたい
という想いに言付けを守るべく
習い事を遂行していった。
そして出てきたストレスの症状は
チック症状として突然顔に出た。
小学生の時だった。
始めは眉間にシワを寄せる
癖みたいな程度だったけど、
徐徐に眉間にシワを寄せるだけでなく
鼻までピクピクしだし、更にチッって
口の中で鳴らす癖に発展して、
首を瞬間的に側屈回旋していく
ビートたけし氏の様な
チック症状に発展していった。
緊張すればするほど、
やめようと思えば思うほど
チックは酷くなっていった。
その時俺は月曜から金曜まで
毎日別の習い事をさせられていたこと
と関係あるなど思いもよらなかったのだが
そんなチック症状などで病院に行くなんて
アイデアもない時代だったし、
もし病院に行っていたら病名を付けられ
薬を飲まされ続け、自分が病気だと
認識してしまっていたに違いない。
俺的には良かったと思っている。
時々チックは出てはしばらく収まる
という状態が続いていた。
一番酷いチックが出たのは大学生の時だった。
親父と喧嘩して実家を勘当され、
途方に暮れながら大学の学費を稼ぎ
一人暮らしの費用を稼いでどうにか暮らしていた。
人前に出たりする機会になるとチックが
出ることに気が付いたのは大学生の時だった。
人前に出ると吃りが始まり
上手く話せなくなったことも多々ある。
ストレスが原因で様々な症状を
身体が出しているのに気がついた。
肌はアトピー性皮膚炎と診断される程荒れて
ステロイドを処方されていたこともあった。
一生治らないと診断された腰椎分離滑り症も
この時期耐えられない痛みを出していた。
また痛風発作が起き出したのも
この頃と重なっている。
俺は二十歳から痛風発作が起こっていた。
明るいところでは瞳孔が閉じる、
暗いところでは今ある光を最大限
集めるようとして瞳孔が開くのだが、
夜でも煌々と灯りを照らされる現代社会
夜は瞳孔が開き、同時に眠くなる
というリズムは矯正され、
夜なのに瞳孔が閉じ続けさせられ
夜型人間が増えているのに気がつくだろ?
つまりある意味押さえ付けるからこそ
始まる症状が出て来るのだ。
感情が素直に出せなくなるとどうなる?
その行き場のない感情は無くならない。
消えないのだ。
消化できる範囲を超えると
溜め込んでいくに違いない。
ストレスを続けて受けていると
慣れる様に見えて、
その刺激を次に受けても
鈍くなっていくと感じるだろ?
でも消化不良のストレスは
無くなっていないんだ。
うまくストレスを回避、
または消化出来ればそれでよし、
しかしマトモに身体正面で
ストレスを受け止め続けたり、
消化不良である気持ちはどうなると思う?
症状として身体に現れてくるんだ。
チック症状が治ったのは30代半ばだった。
不意に先輩に言われた一言が
治るきっかけを与えてくれた。
「カッコつけようとするから
ストレスを感じ症状が始まるんだ。
そのままの自分でいれば良いのに。
お前カッコつけてんなよ」
自分の器を超えるストレスを
受けるとこれが超ストレスだ。
先輩のこの言葉に同意した。
児童の時代の器の大きさから
はみ出るほどのストレスを
掛けられると器は崩壊し壊れる。
年齢に合うストレスをかけ
大きくしていけばいいんだ。
大人になってストレスを受け止め
られる量が小児より増えてるだろ?
でも、それでも器の大きさ以上に
大きなモノを背負わされると壊れる。
ストレスをかけないと
大きくならないのも事実だが
いきなり桁違いのストレスを加えられると
器同様に精神も肉体も崩壊するだろう。
大事なのは見合った大きさ、見合ったストレス。
器を広げるのに適した強さの
ストレスをウケることを推奨したい。
植物は水が必要だが水を与え過ぎたら
根が腐るよね、洪水が起こると死ぬよね。
土が水を吸いその水分を土から
養分として根が吸うわけだから、
確かに必要なのだけど必要だと思ってる
ものを与え続けると器が壊れるんだね。
40代になり、知り合いが増え
ベテランアナウンサーさんと知り合った。
どうしたらあなたの様にテレビカメラの前や
数千人の前で堂々と喋れる様になるのですか?
という問いに答えてくれたのは
「自分以上のものを見せよう
とするから緊張するんです。
自分以上のものを出せる訳がないのにね」
この言葉は30代の時に先述した先輩が
言った言葉を再び思い起こさせた。
そして俺は今、
カッコつけるのを完全に辞めた。
好きなものおを好きと表現するし
嫌いなら嫌いとハッキリ言う。
タイプの女性にタイプですと言うし
そうでない女性には聞かれれば伝える。
高い洋服はクソ食らえと思うし
良い暮らしをしようとも思わない。
ひげはボーボーでどこでも誰にでも
短パンTシャツで逢いにいく。
気が付いたらチックだったことも忘れていた。
オーストラリアセミナーで一人の女性が現れた。
顔面が時々強く痙攣し眼が開かない程になるのだ
と苦しんでおられた。ここ最近痙攣が酷くなり
困っているんだと伝えてくれた。
俺は前回メルマガに書いた様に
彼女の身体に手を当てると悲しみを感じた。
この症状はいつから始まったの?
15年も20年も前の話です。
そうか、辛かったね。
その悲しみの奥に誰かを許せない感情を
俺の手が感じているよ。誰なの?
少し驚いて彼女は答えたんだ。前の旦那です。
でも今更何とも思っていないし
今更その感情が作用していると思えませんけど。
そう?でも20年前は許せない感情があり
身体に溜め込んだよね。
その感情は筋肉を過緊張させていて
まだお腹に溜まっているみたいだよ。
これを取り除こうよ。20年前に戻って
怒りの感情の相手を許しに行こうよ。
俺はもう自分が何を言い出して
いるのか分からなかった。
でも、彼女は徐徐に思いが20年前に戻り
湧き出てくる想いに泣き出した。
ダムが決壊したかの様に大泣きし出した。
これを出したかったのに
出せないで閉じ込めていたんだ。
俺はそう思ったし彼女もそう言った。
「カッコつけんなよ」
先輩の言った言葉を思い出していた。
きっと彼女は離婚した時、
子供達の前で気丈に振る舞い
そして堪えていたに違いない。
子供達の前で泣くことが出来なかった。
つまりカッコつけちゃったんだ。
その仕舞い込んだ想いは顔面を
痙攣させているのかも知れないし、
別の理由なのかもしれない。
でも俺はその時そうだと思った。
お腹に閉じ込めた想いが胸郭を緊張させ
一方だけ前斜角筋と中斜角筋をピンと張り
首にスジがビシッと見える程
首の形を変形させていた。
泣き止んだ頃、驚いたことに斜角筋の
ビシっと入っていたスジは見えなくなっており、
顔のギュっと入っていたシワが無くなっていた。
顔の痙攣は無くなり、
晴れ晴れとした表情に変わっており
スッキリとした顔は別人になっていた。
何かタカが外れたのが分かった。
この時思ったのは、
顔の痙攣が治っても治らなくても
そんなのはもうどうでも良い。
彼女が20年前に出せなかった感情を出し切り、
そして相手を許せたのだから勝手に治って行くか、
若しくはクセが残ったままか後は彼女次第だと思う。
先輩が教えてくれた言葉
「カッコつけんなよ」
はストレスを背負っておきながらも
感情を外に出さずウチに閉じ込める努力を
しているとも言い換えられるかも知れない。
「無理すんなよ。思った感情を素直に出せよ」
とも言い換えられないだろうか。
そんなの大人のすることじゃ無いというだろうか?
器を超えたストレスを受ける人々が
病気になっていっても押し殺すことが
正しいことなのだろうか?
俺は感情を素直に出すことに賛成だし、
カッコつけない生き方に賛成なんだが、
第三者に薦めていい生き方かどうかは
俺の中での答えはまだ出ていない。
感情を押し殺し感情と顔面の表情の配線を
断ち切るのが良いのか、それとも大人としての
振舞いに徹するのか、判断は読者次第だろう。
ただ俺は救われたんだ。
「お前カッコつけてんじゃねー」
という冷たくも、そして暖かくも聞こえる
この言葉に救われたんだ。
人との出逢いはそんなことも
教え感じさせてくれた。
俺の旅はつづいていく。
自分の器の大きさを超えるストレスは
精神が崩壊するか、身体に症状を出す。
信号を見落とさないで。
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