【医師の見方と手技療法家の見立ての違いは有ってもいい】【ハワイ大学解剖実習キャンセルが出ました | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。

メキシコより
医師にもう彼此10年くらい前
に言われた一言は強烈だった。
 
 
「君ら治療家という人種の
言っていることはよく分らん」
 
 
腰痛に悩んでいる患者さんが、
救ってもらいたい一心で病院に行き
一生治らない症状だと
宣告されることは少なくない。
 
 
例えば分離滑り症は滑ったものは
手術以外手立てがないと言われている。
 
 
整体を受けて痛みがなくなったと患者が言えば、
「治った!!医者に治せない症状を治した!!」
 
 
と鬼の首を取ったように叫ぶ治療家がいるのだが
全く症状は変わっていなかった。
相変わらずレントゲン撮影では滑っているし
折れた犬の首輪(分離症の症状)
は相変わらず見えている。何も治っていない。
 
 
また脊柱管狭窄症に関して言えば
脊柱管つまり脊髄が入っている
トンネル自体が狭くなり
狭窄していることを指すのだが
脊柱管の狭さが変わることは無く
一向に変化は無い。
 
 
それでも痺れが無くなり
幾らでも歩けるようになる。
しかしながらこれは医師から見たら
全く治ったことになっていない。
 
 
そう知り合いの医師は表現された。
そもそも脊柱管が狭くなったという
脊柱管の位置を知っているのかね。
と言われた。
 
 
俺はもちろん答え、医師は続いて俺に聞いた。
 
 
「これが狭くなって腰椎を矯正して治るというのか?
手術以外では手が届かない所だというのに」
 
 
医師の気持ちと
俺自身柔整師であり整体師であり、
看護学校を出ている身として
両方の気持ちがわかってしまった。
 
 
また、椎間板ヘルニアについても
一度出たら引っ込まない。
というのが医師側の定説だ。
 
 
腰を仰け反らす
マッケンジーテクニックはどうですか?
と、今回のハワイ大学医学部での
解剖学実習でも整形外科医に聞いた。
答えは戻りません。と断言されていた。
 
 
「では何故私の整体の後、
レントゲン撮ったら
出ていたはずの椎間板ヘルニアは
無くなっていたのでしょう?」
 
と聞くでしょ?
 
 
「それはマクロファージが食べたのか、
また最近言われているのは脳脊髄液は
削ったものだと思われます」
と整形外科医は答えた。
 
 
また長らく仙腸関節問題を取り上げてきた。
仙腸関節は捻れないってのが彼らの言い分だし、
実際にハワイ大学での解剖学実習では捻れなかった。
 
 
様々な方々から問い合わせがあり、
「死んだら仙腸関節は動きませんよ」
と言われ、
 
 
「全ての関節が生きている人同様に動くのに
仙腸関節だけ動か似と言うことですか?」
と質問し直すとその人は消えていった。
 
 
しかしながら、臨床上捻れるという前提に
施術を進めていくと成果が出るのも事実。
その辺を今回は動画にしたためたから観て欲しい。
そしてよかったらシェアして欲しい。
俺は日本の治療家のレベル底上げを
生意気にも真剣に考えているんだ。
 
 
話を戻す。
つまり、そもそもの見立てが違うのだ
我々手技療法家達は何をしているのか?
医師が納得いく領域までは手が出ないのか?
そもそも別の世界だと開き直っていいのか?
 
 
俺はねこう思うんだ。
イイんじゃね?開き直れば。
医師は仙腸関節が動かない前提で話をし、
我々手技療法家は動く前提だ。
そもそも話が合わない。通じないのだ。
合わないものを合わせる必要があるのか?
 
 
そもそも医師と同じ領域は
正直必要なくなっているのは
周知の事実とも言えるだろ。
 
 
都内では鉄道のどの駅にも
1つや2つの整形外科はあるだろ?
そこで治らなかったと表現される患者様や
次の一手を探されている患者様が
我々の元へやって来てくれる。
 
 
医師と同じ見立てをしてなんの役に立つと言うのか?
医師の見立てはそれで参考になるし
画像的に証拠だってあるから間違いない。
医師の見立てを理解する知識が必要だ。
 
 
その上で
「お医者様がそう仰った様ですが、
私の意見はこうです。解剖学的に見て
こうだとも言えると思われます」
と表現するのは構わない範囲だと思うんだ。
 
 
そしてもう一つ俺の提案はこうだ。
「医者じゃ治せないのをオレが治した」
なんて話はもうやめよう。
 
 
「お医者さんの考え方は画像という
証拠を元に診断されていますが、
我々手技療法家は別のアプローチを行い、
日常生活が問題なく送れるように
最大限の努力をさせて頂きます」
という誠意だけでいい。
 
 
「病院じゃ治せないこのを治してもらった」
と患者様側が言うのは
表現の自由でそのままで構わない。
と思っている。
 
 
そもそも医師と見ているところが違うわけだし、
(仙腸関節など)同じところを
見ていたら我々の存在意義はないだろ?
 
 
聞いて欲しいのはこうだ。
医学とは統計学。
 
 
つまり
「臨床上こうしたらこうなった」
という厚みが統計的に見て、
また経験からみてこうなる。
 
 
これは医学といっても良くないか?
どう思う?
法がそれを許さないならば、
医学とは呼ばなくても良い。
 
 
でも、我々の行なっている治療ではなく
施術という行為の誇りを胸に
医療と呼ばれなくても
経験を伝えても構わないだろ?
事実に基づく表現の自由ってヤツだ。
俺はイイと思っている。
 
 
ただ、それが医師も納得させられる理論に
裏付けされた統計学であればの話だ。
医師は心から尊敬していい存在だ。
 
 
だって我々以上に学んで来て
最高学府でもある医師国家試験をパスし
整形外科医認定試験にパスされている
我々の知識を大きく超えている
もはや叡智といってもいいレベルかも
知れないところまでの存在だからだ。
 
 
ナイチンゲール誓詞といって
看護師になるとき誓わせられる文言に
心から医師を尊敬し 心から助けます。
というのがあるんだけどさ、
俺看護学校のとき覚えさせられた。
そして誓った。
 
 
それに俺はそれに賛成だ。
自分で治せなくても
誰かが治してくれたらいい。
患者様の為になるなら
どんなテクニックだって構わないだろ?
 
 
お医者様の見立てがあり、
手技療法家の見立てがあっていい。
 
 
ただそれが医師をも納得させる
ことができる主張ならば
尚、素晴らしいと思っている。
 
 
俺はお医者様の様に解剖学的に
説得力をつける努力をしているし、
お医者様と共存していきたいとも思っている。
 
 
最近お医者様側がカラダについて
質問をしてくれ出してくれていて
非常に身の引き締まる思いで毎日を暮らしている。

 


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