「私たちはそこを診ていなかったから治せなかった」
タイ人医師が認めた瞬間だったんだ。
タイの片田舎の地方都市からこんにちは。
今日はバンコクの盟友オニギリくんに連れられて
日本からやって来た看護師さん二人と
英語の教師も通訳で参加してKYTでどこまで良くなるの?
ってのを見せるツアーに出掛けたんだ。
オニギリくんの提案で
「タイでリハビリ病院ならここって病院がありまして、
そこでKYTババーーンと見せちゃいましょうよ」
って話になったのは先月だった。
オニギリくんKYTを散々試して来た一人だ。
試したのは自身ではなく友人知人を
次から次へと紹介してくれて
「Kenさん、まさかヘルニアは治らないっしょ?」
「足がしびれちゃってて歩けない人なんか、
もう普通に歩くなんて無理ですよね」
「足の親指だけがしびれちゃってるのは?」
と、とにかく散々俺を試す。
全てを改善していくともうタイの
知人を片っ端から紹介してくれだした。
とにかくリハビリ病院行ってきますた。
着くとタイの伝統医療で治すという趣旨の
リハビリ病院であることがわかった。
ハーブを処方してハーバルボールを
押し当ててジワリと良くするんだそうだ。
病院代表が出て来ちゃってご挨拶。
「ども僕アイアンマンでーす」
と、アイアンマンTシャツ指さしながら
渾身のギャグをカマスも半パンTシャツ
サンダルの俺の事チラ見して完全にスルー。
会議室に招かれて
「まぁ話しを聞きましょう」
って言い出すと、タイ人通訳が何やら
KYTについて話し出した様子だった。
俺的には話すより手っ取り早く病院で
治せなかった人を並べているイメージだったから
ちょっと会議室ってのは現場で
起きている事件ではなくて苦手だった。
それによく分からない言葉でKYTと
俺について話し込んでいるんだ。こ、こ、こわい
「ここにいる私たちは全員医師です。
この病院はタイの伝統医療を元に
プログラムされている病院であるのだけど
患者さんがそれで良くならないなら
なぜ良くならないのか知らなければいけない。
今回ドクターKenにそれを見せてもらえるんですよね」
ウチの医療は最高だ。なんせ歴史ある伝統医療を
忠実に守っている病院だから疑う余地もない。
だがしかし治せない患者がいるなら
その理由を知る必要があると前向きでもあり、
挑戦的な眼を俺は忘れない。
「でどの人がドクターKenなの?」
と英語で聞かれ恐る恐る手を挙げると
俺を2度見してガッカリした感じだった。
アイアンマンがだめだったのか
俺の寝癖の顔が駄目だったのか分からない。
入院病棟の部屋には患者さんが待機していた。
一人目のオネェさんは両手が痺れていた。
「痺れはどこから始まってどの指がしびれているのですか?」
「肘から先全てが痺れていて指も10本痺れています」
って、おい嘘だろ?
「ドクターKenこの患者さん画像の様に
頚椎ヘルニアで手が痺れているんです。
痺れが取れたことがありません。治せますか?」
ドクターと言われ続け訂正しようとする間も無く
機関銃の様に捲し立てられ挑戦的な眼なんですよ。
「多分平気と思う。先ずは触らないで
どこまで変わるかやってみましょう。
恐らく6〜7割はこれで変化すると思うんだ」
いつもセミナーで見せる触れずに症状が無くなる
テクニックを見せようとしたら噴き出された。
「今なんて?触らないで?治すですって?」
先方はチームで笑い出した。
だから俺も笑っちゃった。これで痺れが取れたら
その笑い顔どうなるんだ???って思いながら。
で、いつもの痺れが無くなるアレやりました。
「全く変わらない。全部の指がまだ痺れています。」
アレ?不発??
医師はその言葉を聞いてまた笑い出した。
俺も笑っちゃった。もう笑うしかないよね。
で、このまま終われねぇ。。。
なんでだろう。糖尿?
「 あ、糖尿病とかありますか?」
いいえ
「いつから痺れてます?何か怪我しました?」
一年前からで特に怪我してません。
患者さんに俺が手を添えて左腕を挙上させたんだ。
「あぁ今少し楽です」
自動運動では痺れがあったけど
他動運動では痺れが減った。
頚椎ヘルニアが原因なら痺れは減らないはずだ。
まだ手があるはずだ。
俺は肩甲骨を動かし
「これで痺れはどう?」
と通訳に聞く様に頼んだ。
「今痺れてないです」
通訳の言葉に医師が全員振り返る様に注目し出した。
「いま痺れてないって言った?」
と聞き返していて患者さんはそうだと言った。
で、肩甲骨から手を離すとまた痺れ出した。
これで笑い出した医師達。
なんだ治ってないじゃないか。
肩甲骨の傾きを直すために俺は腹部を押して再び聞いた。
「これで痺れはないんじゃない?」
「ええこっちの手は痺れが無くなりました」
医師達焦る。
「あ、あなたは頚椎ヘルニアなのよ。
本当にホントに痺れてないの?」
「はい 痺れてないです」
で言ったんだ。
「あんたら首しか見てないだろ?だから治せないんだよ。
肩甲骨の傾きの一つを作ってるのは腹部の緊張。
ここが痛み痺れの根元だ。だから腹部に
伝統医療すれば治ったんじゃないの?」
彼らは嫌な顔して俺を見ている先生もいたし、
そこは気が付かなかった。
と素直に俺の話を聞くドクターもいた。
「そうだったのか私達はそこを見て
いなかったから治せなかったのか」
そう言う医師もいた。
理学療法士さん達は一生懸命メモしていた。
反対側も同じ様に施術するとすっかりと痺れが
なくなってしまい患者さんの顔は晴れやかだった。
理学療法士達はまるでバンコク病院の医師達が
初対面の俺のレクチャーをして見せた時の雰囲気に
似ていたし、理学療法士の反応は医師とは逆に
これを習いたいという表情を示していた。
ネクスト!と俺が言うと、
もはや俺を茶化す医師はいなくなり
次の患者さんの説明を始めた。
片足が痺れていて上手く歩けないという人だった。
対側の脚は痛く腰痛も酷くある。
画像を見せられ医師がこのヘルニアが
原因だと指さして説明してくれたけど
俺は歩かせて見てどうなのかなぁと思っていた。
確かにトレンデレンブルグ的な感じで歩いているし
おかしなところ満載なんだけど、爪先立ちも踵立ちも
出来たところを見ると、ヘルニアがこの症状を
表しているだけとは限らないんじゃないかなと思った。
Kenテストだ。Kenテストを試してみよう。
俺が開発したテストで坐骨神経のテストを
試みると若干の変化が見られた。
医師に説明した。
坐骨神経をこのシイではユルユルになるのを
アメリカの医学部で確認してきた。
戻すと痺れだし、このテストのシイをすると
痺れが楽になるならヘルニアと関係ないですよね?
ヘルニアは相変わらず出ているでしょうから
続けた。
まだ痺れが抜けきらないということは
何処かにまだ絞扼しているポイントがあるんです。
例えば後脛骨筋。俺は骨のキワをゴリっと押してみせた。
激痛で患者さんは叫んだ。当たりだった。
ここをリリースして見せると痺れがすっかり抜けてしまった。
病院代表はスッと居なくなったのを俺は見ていた。
その後彼は足を引きずりながら歩いた。
歩きは変わらなかったがこれは痛かった記憶に
違いないと思った俺は病院の廊下に連れ出し
手を引っ張りながら歩かせた。
引きずっていたのはいくつかアドバイス
しているうちに普通歩行に近づいてきた。
とにかく次から次へと症状を治していくのを見て
医師は呆れ顔で、理学療法士は必死にメモっていた。
ハーバルボールのカートが来て部屋中にいい匂いが溢れた。
これは素敵な療法だね。
でもね、この範囲を超えた人達には
有効ではなかったということなんだね。
それでもハーバルボール療法気持ち良いから
副交感神経が優位になって良いね。
まだまだ物語は続くんだけど
その話はまた。
◆原口准教授待望のDVD第二弾完成しました!!!◆
【下肢からみる身体の機能構造②】
原口准教授の証明 : 身体の歪み原因は下肢のアライメントにある
⇒http://ken-yamamoto.com/haraguchi2/
◆過去最高傑作 KenYamamoto最新手技DVD Level7完成です!!!◆
【KenYamamotoテクニック Level7】
⇒ http://ken-yamamoto.com/level7/
◆Dr.ウエムラ New DVD発売開始です!!!◆
■ なぜカイロプラクターは頚椎にこだわるのか?【頸椎編】
⇒http://druemura.jp/uemura4/
◆【対談】若手治療家 × KenYamamoto/Dr.ウエムラ/原口准教授◆
■若手治療家の悩みをバッサリ斬る!! 『下肢腰椎編』
⇒"http://chiryouka.jp/bassari/
■Ken YamamotoテクニックDVD Level1・2
⇒http://www.ken-yamamoto.com/level1-2/
■Ken Yamamotoテクニック DVD Level3
⇒http://ken-yamamoto.com/level3/
■Ken YamamotoテクニックDVD Level4
⇒http://ken-yamamoto.com/level4/
■Ken YamamotoテクニックDVD Level5
⇒http://ken-yamamoto.com/level5/
■KenYamamotoテクニックDVD Level6
⇒http://www.ken-yamamoto.com/level6/
■原口准教授 第一弾DVD
『下肢から診る身体のきのう構造
〜准教授が教える下肢の重要性と痛みの根本原因〜』
⇒http://ken-yamamoto.com/haraguchi/
■Dr.ウエムラ New DVD販売開始!!!『四肢が体幹及び姿勢に及ぼす影響編』
⇒http://ken-yamamoto.com/uemura3/
■Dr.ウエムラDVD【胸椎編】
⇒http://www.ken-yamamoto.com/uemura/
■Dr.ウエムラDVD【腰椎編】
⇒http://www.ken-yamamoto.com/uemura2/
■患者様から支持される続けるプロ治療家の検査方法
⇒http://ken-yamamoto.com/kensahou/





