マニピュレーションテクニックの限界 | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。

『マニピュレーションテクニックの限界』
 
俺はマニピュレーション療法家であり
マニピュレーション療法のKYTを教えている。
マニピュレーション療法こそが手技療法の中でも
一番患者様に求められていると信じている。
 
世の中には様々な治療法があり、
またテクニックで溢れている。
 
ソレを分かりやすく分類すると矯正で
なおしていく大まかに矯正法が1つ。
 
カラダを押したり揉んだり捻ったりストレッチ
しながらなおしていくマニピレーション法が1つ。
 
鍼灸など器具を使いなおしてく伝統医療法
などで大まかに分けられるのが1つ。
 
この他に気功や不思議系の施術方法
がありどれも成果を上げている。
 
矯正系の治療家達はマニピュレーション療法は
カラダを押すのは筋や軟部組織にダメージを
作るから押したら押した分だけ損傷してしまう
のが問題だ。それよりも矯正により骨格を
整えた方が理にかなっているし早いと言う。
 
逆にマニピュレーション療法の治療家達は
矯正系の治療法は骨配列を正してと言うが
そもそも骨を引っ張り骨格を歪めているのは
筋肉なわけでコツを最初に揃えてしまうのは
いかがなもんだろうか?
といい双方で言い合いが絶えない。
 
確かに筋肉を押すという事は反応があることも
知っている。垂直に押して垂直に抜くから
モミ返しになり難いという指圧でもヒトに
よってはどうしてもモミ返しが発生したり、
病状によっては内出血を起こす事もあり得るだろう。
 
つまりマニピュレーション療法のネガティブな意見や
現状を知らないでマニピュレーション療法を行うのは
良くない。矯正系はカラダのねじれや歪み、
強いては側弯している背骨を直せるわけがない
と言うがそれは違う。
 
アメリカ時間で8月4日シカゴのマリオットホテルの
会場でKYTセミナーが行われた。
 
対象はアメリカのATCつまりアスレチックトレーナー
の方々だったんだ。ATCのイメージはグラウンドで
倒れこんだ選手を颯爽とバックを持って駆け寄り
適切な処置をしてまたグラウンドから去っていく。
 
こんなカッコいいイメージだったが、
彼らと話をしていくうちに分かったのは、もちろん
急性期の怪我で駆け付け処置をするのもそうだけど、
でも9割は慢性痛との闘いだと言うんだ。
 
殆どは慢性期の痛みを施術をして成果を
上げさせることの方が重要だと彼らは言った。
彼らは現場で10年前後の経験者だったし
中には今回のセミナーの受講生の中で
実際に開業されているドクターもいたんだ。
 
アメリカの国家資格であるアスレチックトレーナー
のライセンスやドクターの資格を持つ彼らは
とても優秀な方達だった。
しかし彼らは痛みを取るコトに執着しているが
的確な痛みの取り方を完全には理解できていなかった。
 
誰でもこの業界に入り一生懸命になればなるほど
患者様の為と思えば思うほど陥る『迷いの森』
に入り込んでいるように見えたんだ。
 
一生懸命患者様をどうにか痛み、
苦しみから解放してあげたいと思っている。
だから勉強しまくる。セミナーに参加しまくる。
勉強したけどコレには満足するだけの内容は
無かったと思い。また勉強しセミナーに参加し続ける。
 
それが続くことを『迷いの森』に入り込む
と表現するんだけど。引き出しは多いほうがいい
と言って自分がセミナーに行きまくることを
肯定している人達に使う言葉としても使われる。
 
でも俺は思うよ。自分の信じるモノは
1個か多くても2個あればいいって。
つまりなんで筋肉は堅くなるのかという事と
どうしたら柔らかくなるかという基本的なことを
無視してテクニックに走っても、結局
満足いくものに当たらないと思ってしまうだ。
だから今日はそこから教えた。
 
左の肩鎖関節の亜脱臼経験があり、
気がついたら手の上がりが左右差が極端に
左が悪くなっているというアスレチックトレーナー
は脱臼したんだから、もう2度と右側と同じだけ
上がるわけがないと思っていると言っていた受講生。
 
KYTのベーシックを行うとその場で触らずに
可動域が回復した。つまり左右均等に耳の後ろ
までバンザイができるようになってしまった。
 
また、側弯症の女性は
「私は側弯症と診断されているから首の可動域が
極端に左に向き難いんです。こんな感じです」
と言って左に向く制限を見せた。
 
コレも彼女のカラダに触れずに可動域を
正常になおすことができた。
英語でエクストラエフォードしないと右向けない
と言うドクターも触れずになおすことができた。
触れなくてもコレはマニピレーション療法だと
俺は思っている。
 
側弯症と以前医師に診断された女性ATCは
自分自身の左右の腰のくびれが違うことを
よく知っていた。右の臀部がボヨンと出っ張り
つまり右のくびれは出来やすいのに左のくびれは
ほとんど無かった。そして背中を触るといつも
左が後方へ出っ張っていると言って触って見せた。
 
KYTは前回のメルマガでも書いたけど側弯にも
果敢に挑んでいる。そしていい成果を上げている。
全てのひん曲がってるのを直せるようになるには
まだ俺自身の研究が必要だけどね。
 
今まで側弯は誰もマニピュレーション療法家が
挑戦したくない領域だった。
 
つまり
『マニピュレーション療法の限界』
のように今まであまり誰もこの領域に
マニピュレーション家が立ち入らないでいた。
 
でもKYTは全てとまでいかないまでも
この領域に足を踏み入れ確実に成果を出してきた。
コレはアドバンスセミナーで教えている
のだけど今日のセミナーでも使ってみた。
 
この女性ATCは15年以上このクビレが
変わった事はないし、腰や背中の出っ張りが
イーブンになったことがないと言った。
壁にもたれるたびに背中の高さが違うのを感じます。
と言った。
 
中学生のときに学校で発見され要検査の通知
を貰いクリニックへ。クリニックでは足りず
大学病院で検査を受けたと言った。
様子を見てギブスか手術かと言われたそうだ。
 
実際に行った手技は1分ほどだっただろうか?
彼女は左右にくびれができ背中の高さが
まるっきりイーブンになった。
 
「いいよ背中触ってごらん」
と言って自身で触らせた。彼女は無言だった。
左右のくびれができ、15年以上の背中の高さ
が揃ったことがなかったのが揃ってしまい
しばらく無言だった。
 
「同じになってます。あれ?」
と何度も自分の腰から背中にかけて
自分で触っていた。
コレを見てATCの受講生さん達は
コレは自分のあの選手に使えるなとか
あのクライアントに使ってみたいと言い始めた。
 
アスレチックトレーナー界(スポーツトレーナー)
でも数年前からKYTが浸透しだした。
来週行われるアスレチックトレーナー学科の
教授達やカイロドクター達に講義が決まっており
アメリカ大陸で益々KYTは根を生やしていくコト
になりそうだ。
 
マニピュレーション療法には限界があるのかも
しれないけど、俺には可能性しか見えていない。
未だに限界は見えていないんだ。
 
マニピュレーション療法の今の俺の知識の全てを
出し切る形でいつも行っているKYTセミナー。
お申し込みは8月7日(日)PM12:00配信の
メールマガジンをご覧ください。
 
俺はマニピュレーション療法家であり
マニピュレーション療法のKYTを教えている。
これこそが手技療法の中でも一番患者様に
求められていると堅く信じている。
 
よかったら一緒に勉強しましょう。
シェアしてくださいると助かります。
 
※東京セミナーが日程が10月に決定しました。
詳細及びお申し込みは明日7日(日)PM12:00
配信のメールマガジン内よりお願い致します。

日程は
10月2日(日)ベーシック
10月9日(日)ベーシック
10月10日(祝・月)アドバンス
10月16日(日)ベーシック
の予定です。詳細は明日のメルマガで。
 
 
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