桜で染める 続編 | 草の縁

草の縁

草の糸をつくったり。草の糸で織ったり。草木で染めたり。
そんな“ものづくり”と“しぜん”をキーワードに
つらつらと書いていきますので、末長くよろしくお願いします。

先日、スカーフを
染めたときに煮出した
桜の染液が残っていたので
糸も少しずつ染めてみました。

photo:02



絹糸を2カセと
綿糸を小分けにしたもの2カセ。
アルミと鉄で1カセずつ
染め分けてみると…。

アルミ媒染(みょうばん)は
こんなかんじダウン

photo:03



左が絹糸、右が綿糸。
スカーフのときもそうだったけど、
1回目の染液では
いかにも桜色ってかんじになるのに
媒染液に浸してから
2回目に染め重ねると
色がくすんでしまうのが残念。。。
桜の色そのままに
うまく染めるコツがあれば
教えてほしい!!

一方、鉄媒染ではこんなかんじダウン

photo:04



左の絹糸は、
ほんのり赤みのあるグレー。
右の綿糸は……
染まりつきがよくなるようにと
多分、五倍子か何かで
下染めしてたのでしょう汗
すっかり忘れてた~。
ということで、桜の鉄媒染の色では
なくなってしまったけど、
まあ、この色もありってことで(笑)