ギャラリーコウゲツにて
奥会津昭和村
第二回からむし織見本市
が開催されています。
織姫同期のＫちゃんが
今日行くと聞いたので、
京刺繍をやっている友人
Uちゃんを誘って
遊びに寄ってみました。
ご存知の方も多いと思いますが
福島県の昭和村は
夏の着物として人気の
小千谷縮や越後上布の糸となる植物
からむし（苧麻）の産地として
有名なところ。
村の人は、毎年
畑でからむしを大事に育て、
刈り取って繊維をとりだすという
一連の工程をすべて
昔ながらの手作業で続けています。
昭和村のからむしは、
野生の苧麻からは想像できないほど
真っ白で光沢があって綺麗です。
糸づくりお試しサイズで購入もできます！
今回の展示の注目は、
京都の伝統との融合
「辻が花染め」のからむし織。
そんな昭和村ならではの
からむしで織った着尺や帯をはじめ、
のれん、ストール、小物各種、
さらに村のじいちゃんがつくった
葡萄のバッグ、
マタタビやヒロロ細工まであって
バラエティ豊かなものづくりの
見本市となっていました。
なつかしい！
昭和村のぶんぶん（糸車）だ～☆
会津のからむし生産用具は
国指定重要有形民俗文化財になるとか。
からむしの繊維を裂いてつなぐ
糸績み体験や、
つないだ繊維に糸車で
撚りをかけて糸をつくる
体験なんかもできます。
元織姫で
現在は作家活動をされている
ますみえりこさんが
ていねいに実演指導 ♪
2月24日（木）まで開催中なので、
興味のある方は
ぜひのぞいてみてくださいね！
入場無料！
時間／ＡＭ11：00～ＰＭ7：00
会場／エビス・ギャラリーコウゲツ
住所／渋谷区恵比寿1-5-2-205