祝☆国民文化祭入賞 | 草の縁

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草の糸をつくったり。草の糸で織ったり。草木で染めたり。
そんな“ものづくり”と“しぜん”をキーワードに
つらつらと書いていきますので、末長くよろしくお願いします。

$QUE ONDA VOS!!!

ちょっと前の話になりますが、
去る10/24日(土)~11/8(日)
国民体育大会(国体)の文化版ともいえる
国民文化祭」が故郷の静岡で開催され、
我が母君が美術展で入選しました。
(この場を借りて、おめでとう!!

ご存知の方も多いかと思いますが、
「国民文化祭」とは、文化・芸術の愛好者が集まり、
音楽や演劇、伝統芸能の競演を繰り広げたり、
一般公募による文芸・美術作品を展示したり、
開催地独自の文化・芸術イベントなどを行う
国内最大の文化・芸術の祭典です。
1986年・東京都の第1回大会以来、
各都道府県で毎年行われ、今年が第24回目になります。

$QUE ONDA VOS!!!
タイトル:出発

母が絵画をはじめたのは、
学生時代に姉が使っていた絵の具や筆が眠ったままで
もったいない!と思ったことがきっかけ。
見よう見まねでスタートし、
以来、20年数年ずっと油絵を描き続けています。

初心者から少しずつ上達して、
たくさんの公募展に挑戦して、
賞をもらえるようになって。。。

しかし、ある程度のところに行き着くと、
「落選したら若手の手前、恥ずかしい」などと
新しい挑戦をしなくなる人が多いのも、この世界です。
母も友人に「いまさら出すのはやめなよ」
と言われることがしばしば。
実際、昨年は落選の憂き目をみました。。。
しかし、母はへこたれません。
「この作風はもう古い」と気持ちを切り替え、
新しいワザを取り入れ、次なる賞を勝ち取りました。

「へ~、入賞!すごいじゃん」とほめたら
「当たり前じゃん、私、努力してるもん」

何歳になっても前向きに作品づくりに取り組むその姿勢、
見習わなきゃなぁ、と素直に思ったのでした。