≪真空のビン≫:難易度★☆☆☆(4段階中1)
学校の実験で、街の中心の大気汚染の度合いを調べることになった。
女の子が、街の中心部の空気を、サンプルとして採ってくるように言われた。
女の子が持たされたのは、ふたのついたビンである。
しかし、ビンの中にはもともと学校のきれいな空気が入っている。
女の子はどうやって、ビンの中にもともと入っている空気を外に出して、街の空気をいっぱいに入れたのだろうか?
◆ヒント◆
Q:女の子は、ふたをあけてビンを振ることで、有効なサンプルを得られる?
A:いいえ。それではもともと入っていた空気がすべて外に出たという確証は得られないでしょう。
Q:彼女は何かの装置を使ってビンを真空にした?
A:いいえ。
Q:回答は、高度な物理学や複雑な機械が関係がしている?
A:いいえ。女の子はとても簡単なアイデアを使いました。
※答えはここから30行下に書かれていますが、ギブアップする前に最低でも5分は考えましょう。
思考錯誤を繰り返してベストアンサーを導くのです。
考えることで脳は鍛えられます。
★答え★
女の子はビンに水をいっぱいまで入れておき、街で水を捨てたのだった。
※参考文献※
『水平思考推理ゲーム ポール・スローンのウミガメのスープ』