※Wikipediaで「気」について調べ、それを要約しました!







≪気≫

気は目には見えないが何らかの働きのあるものととらえることができる。





伝統中国医学では気血と言えば、具体的に体を巡っているものと考えられ、





西洋医学で血液が血管を巡るのと同様に気は経絡を巡るものと考えられている。





鍼灸治療はそうした気血の巡りをよくすることに主眼がある。





気功の気は、明らかにこうした中医学の「気」のニュアンスを強く持っている。





実際には、気は体内に、ある変化として感覚されるものを指すことが多い。





また、気は人から人へと伝わる性質を持ち、



そうした現象を利用して外気治療などが行われることがあるが、



あくびや笑いが伝染するように、そうした気の現象は日常生活の中に常にある。





また、公園で樹木と向き合ったり、海辺で波を感じたりしながら、自然界の気と交流することも気功ではよく行われている。





気功の修練を積んだものは、気を目視することができるようになるという。









≪気とは?≫

気の原義は、流れる雲の象徴であり、流動し変化していくことが気の本質である。




その意味で、気とは目に見えない自然の働きそのものととらえることができる。





また、伝統中国医学では、気が足りないこともまた余分にありすぎることも病気の原因とされ、



体内の気の流れを良くしバランスをとることが重視される。





気功師の手のひらなどから大量の赤外線が出ていることも判明している。









≪気の正体≫

気の正体については、赤外線説だけでなく、



微弱な生体磁気の変化に伴う情報伝達であるという動物磁気説も古くから存在する。





動物磁気は、今日知られている磁気とはまったく別なものであるとされている。





人の脳には磁気に敏感に反応する生体マグネタイトと呼ばれる磁気感知の為の物質が大量に存在することが分かってきており、



普通の人は通常意識出来なくとも無意識のうちに脳はそれらの情報を感知しているとも言われている。





ダウジングが可能なのも、



人の脳がごく微弱な磁気の変化を感知できる優れた能力を潜在的に備えていることに由来するという説を唱える人もいて、



これについては、「特命リサーチ200X」などのテレビ番組で繰り返し採り上げられている。





人の体は神経を流れる脳からの電気信号で動いているが、



これに伴って生体磁気のあり方も様々に変化する。





気功師が気を発するときには、



てんかんの発作に似た特殊な脳波の状態になっていることなどが確認されているケースもあり、



平常時とは異なる生体磁気のパターンが見られることが注目されている。





気功のメカニズムを生体磁気説の側から解き明かそうとする幾つもの実験が行われているが、



いまだ全ての現象を解明するには至っておらず、不明な点も多い。





近年、コンピュータと人間の脳を電磁気的な手段で接続する技術(ブレイン・マシン・インターフェース)の分野の研究が急速に発達してきているものの、



最先端分野の研究の詳細は企業秘密とされてなかなか公開されないことが、



気功の正体を生体磁気の側から解明する研究を進める大きな障壁になっていると指摘する人もいる。





また、人間同士の間で非接触で作用する、気功の遠当てや合気道の類似の技を、



量子脳力学の視点から解明する試みも行なわれている。











≪催眠療養と気功≫

気功による治療、外気功は暗示による催眠効果、偽薬効果であるという主張する向きもある。




しかし、外気功による幾つかの実験では被験者の視界の外、



つまり被験者に気付かれない所から外気功を行なっても気功の効果があったと言う事例もある。





また、催眠が効かない犬や猫などの動物や乳幼児に対する気功治療も実際に行われている。





最近の研究では、



気功による療養のメカニズムとして、



気功師は自分の手の体温を上昇させることにより独特な遠赤外線を発生させ、



これが人体のツボに作用していることが発見されている。











≪気の見方≫

気は修練を積めば、誰にでも見えるものだと言われている。





次に紹介する方法で確認できるかもしれない。





①.部屋をやや暗くして、白い壁に向かって両手の手の平をかざし、手の甲を自分に向ける。





②.五本の指をすべて伸ばし、左手の中指と右手の中指を向かい合わせるようにする。





③.指と指の間を1cm位離して、視線は指ではなく指と指の間を見るようにする。





④.そのまま、30秒ほど見つめ、視線は動かさず、両手を左右に広げる。





⑤.慣れてくると、両手の指先から気が放出しているのが見えるようになる。






※注意点
気は少々の鍛錬を積んで、初めて他人へ影響を及ぼすことができる。





しかし、鍛錬を積んだ人間でさえ、他人の体に気を入れることは危険だと言われるところもある。





気を使うと、逆に自分の体を悪くすると言ったケースが多々あるように、

あまり鍛錬を積んでいない人間が気を使うのは非常に危険な行為だと言えよう。