オーストラリアツアー紀 | ケーナ奏者Renの日記

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2016年10月6日~13日、
来年10周年を迎えるチャンガラ・カフェさんと一緒に企画したオーストラリアツアーの記録です。
コンサートの様子と、オーストラリアの大自然やパースの美しい街並みなど、ツアーの様子を写真を交えて報告します。
 
ツアー出発日、朝9時に成田空港に集合。
オーストラリアの西海岸に面するパースまでは、シンガポール経由で約13時間。
 
 
パースに着いたのは真夜中。オーストラリアは日本の逆で10月は春。まだ少し肌寒い季節です。そしてホテルへ。
 
観光1日目は、バスでパースの街並みを観光。
 
今回のツアーでガイド兼ドライバーを務めてくれたのは、日本語堪能なツアーのプロフェッショナルのジョンさん。
 
旧市街と新市街、高級住宅街、そしてパースを一望できる巨大な公園キングスパーク、
 
フリーマントルという港街の散策、マーケットでのお買い物。
 
高級住宅街では数十億の住宅が立ち並ぶ姿を皆「ヘェ~」「はぁ~」と言いながら周りました。
 
オーストラリアは物価としては日本よりもやや高めです。また多民族国家でもあり、移民の数も毎年1000人ずつ増えているそうです。世界中の裕福層が移住ということもかなり多いそうです。特にパース周辺は鉱物資源が豊富で財政も豊かですので、街には無料のバス、そして電車、フェリーなど共通のチケットで乗り放題になったりと公共機関が至れり尽くせり。街もゴミなどは見かけずきれい。公園はもちろん街中、市街地の植物や芝生の手入れも見事。感心することばかりでした。
 
 
2日目は、西海岸の自然を見にバスで遠出です。
 
この季節、雨が降ることは少ないそうですが天気は曇りのち雨。
 
この日立ち寄ったのは、何十億年も前からある、生物の起源に関わる酸素を出す不思議な岩、ストロマトライト。そしてわずか数メートルの差ですが世界第2位の長さを誇る桟橋。オージービーフのバーガー。ワイナリー。チーズ工場。それと春ということもあり、どこへ行っても自然の花々がきれいに、そして沢山咲いていました。
 
この日の夜は今回のメインイベントのコンサート。チャンガラ・カフェさんと古くからの友人のマイケルさんがコンサートをセッティングしてくれました。マイケルさんは日本の学校で英語の講師をしていたそうで、その頃からの友人だそうです。
 
コンサートは、ピアニストの大島春生さんとのデュオ。マイケルさんの友人も参加してくれ、日本の曲の大合唱。オーストラリアの誰もが歌えるカントリー、ワルツィング・マチルダも大合唱。最後は踊りあり、歌ありの最高に盛り上がったコンサートになりました。
 
音楽は国も言葉も越えてつながる!
 
 
 
3日目は自由行動。再びフリーマントルのフリーマントルマーケットへ。オーストラリアのいろいろなものが集まるマーケット。特に驚いたのが、季節の果物の豊富さ。色とりどりの果物が並びます。街中のスーパーにもよりましたが、どのスーパーに行っても果物、野菜が充実、そして特に心踊ったのはオーガニックコーナー。オーストラリアではオーガニック関係も充実しているそうです。移動は電車とフェリー。街中を流れるスワン川から見る街並みもとても美しい。夕食はオーストラリアの食材をふんだんに使ったビュッフェ。
 
 
4日目はまたジョンさんのガイドによるバスツアー。この日は盛りだくさん。カンガルー、コアラに会いに国立保護区の自然公園へ。純白の砂丘ホワイトビーチ。ロブスターの港町で昼食。太古の記憶持つピナクルズ。最後は海に沈む夕日を見ながらホテルへもどりました。夜はそろそろ恋しくなった和食レストラン。スタッフは全員日本人で、オーストラリアの食材でオーストラリアナイズされた美味しい和食をいただきました。
 
それと、その後夜中にカジノを見学に〜。
まるで映画のような世界でした!
 
 
5日目、観光最終日、この日は二ヶ所のワイナリー、ナッツ工場、チョコレート工場、コーヒーのお店、ハチミツやさん。そして何故か日本人オーナーの世界的に有名なゴルフ場を周るお土産ツアー。
 
夜はジョンさんとマイケルさんを囲むパーティー。本当に楽しいひと時でした。
 
 
6日目、オーストラリアを発つ日。昼過ぎまでは時間があるのでバス、フェリーを乗り継ぎスワン川対岸で昼食。
 
スワン川から見る眺めは何度見ても美しい。
 
そしてパース空港から名残惜しい気持ちの中出発。
 
 
この記事を書いているのは帰りの飛行機の中です。
 
今回特に印象に残ったことは、オーストラリアの人たちは親切な人が多いことです。街中で地図を持ってウロウロしていると、必ず「どこ行きたいの?」と聞かれます。押しボタン式の信号を押さずに待っていると、「ここ押すんだよ」と優しく教えてくれます。お金も20ドル、20セントという慣れない単位があるのでマゴマゴしていても代わりに数えてくれます。英語がつたなくても嫌な顔一つせずゆっくり丁寧に説明してくれます。オーストラリアの人々の温かさに触れ、日々感動のツアーでした。
 
一つだけ心残りは、、、買ったチーズをホテルの冷蔵庫に忘れてきたこと、、、
 
でもまた行けばいいや!
 
 
ツアーでお世話になった皆さん、そして参加してくれた皆さん、同行してくれた春生さん、日本で送り出してくれた皆さん。本当にありがとうございました。また一つ大きくなれた気がします。音楽も少し変わるかな。実際に身体も大きくなったかも。だって食べるもの全てが美味しいんだもの。