少し前、心に穴があいた。


それは最初小さな穴、多分米粒くらい。


いろんな予定で時間を詰め込んで、


ずーっと目をそらしていた。



気がついたら取り返しがつかんくなってた。


まさかもう二度と会えなくなるなんて思いもしなかった。



不器用なりにその手を引っ張って、


これでもかってくらい本気でぶつかって、


転んで、擦りむいて、笑って、泣いて、


そうやって生きていくんだと思ってた。



いろんな感情に手一杯で、


SOSにも気付いてやれず、


もう過去でしかなくなってしまった。



もう一緒に未来は創れない。


黙ってしまった。



いろんな方向からの重圧から、


今は逃げています。



誰かに頼ってみるほど、


ウチはいい人間ではないのです。



すんごく思った事。


自分もいずれ黙ってしまう。


終わりがくる。



その時、


自分が感じたこの深い感情の起伏。


ペンチで無理やり広げられたかのような穴。


同じ思いを誰かにさせてはいけない。



でも、そうやって人間から遠ざかるのも嫌だし。


何も言わんでも感じとってくれるような、


そんな人間を探そう。



その時初めて、


迫りくる重圧に立ち向かえるのだろう。



「自分は間違ってなかった」と。




耐えられずに吐き出してしまうくらいならまだ駄目だ。


自分の痛みは、自分で治さなくてはいけない。


自分がそうしたように、


誰かが手を差し出してくれても、


間違ってもポロっと零してはいけないのだ。



一度黙ってしまったら、


もう二度と口を開かないから。




ごめんな、ありがとう。


心はもう黙ってしまうよ。


quely