quelyの戯言


「音」に「映像」が追いついてくる事が度々ある。



小さい頃から「妄想癖」はとまらない、とまらない。



「○○さん家のあの子は本当に変な子だわ!!。」


てな感じではなく、


ひっそりと内に秘めた感情。



広い荒野を低空飛行で旋回。


瞬きの間に変わる色彩の海を泳ぐ。


大嫌いな奴とまさかのチームプレー、なんて。



目を閉じて、


鼓膜を「音」で満たしてしまえば、


もはやこっちの独壇場。



そこにはルールなんてなくて、


脳裏に浮かぶ想像は何の隔たりもなく生まれ落ちる。



感性を擽られるといきなりスイッチが入ったりして、


気がつくとかなりの時間が流れていたりする。



「あー、またやってしまった」と、


形だけの反省。



そんな自分の変な癖。


部屋を真っ暗にして「音」に身を任せる。



ここで○○を登場させて、


このタイミングでの転調。


あーこんなんじゃ歌詞にそってないぞ、


こうしたら少しひねくれてて面白いな。



そうやって「音」と「映像」を共鳴させる。


いつだって自由で、


誰も介入できない。


そんな世界にふと身を任せて、


痛みとか、


哀しみとか、


寂しさとか、


置き去りにしてしまうのである。




behemothという曲を描いた去年の終わり。



すでに頭の中では怪獣が生きていて、


すでに一連の流れが存在していた。



今回PVを録るにあたって、


そんなイメージをアウトプットさせた時、


驚くくらい、


そこに「不自然さ」なんてなかった。



behemothには、


痛いくらいにあの頃の、


あの瞬間の不完全な「自分」が反映されている。



ただワイワイ楽しそうにしている、


その背景にも、


本当に沢山の意味が背中合わせで息づいている。



「教えてくれよ 人間らしい生き方


誰も知らない 無限の可能性のその先を」



今回のPV撮影に関わってくれたメンバー達。


各々の個性が眩しいくらいに溢れていて、


お互いにいいバランスで共存しているような、


そんな素敵な時間でした。


あれ以上もなければ、


あれ以下もない、



あの瞬間の「音」の匂い、


真空パックでお届け。



本当にありがとうございました。



quelyの戯言



誰かが誰かを想っている。


もう二度と会えなくても、


その想いに気付く事はなくても、


あなたが苦しむその傍らで、


あなたが哀しむその延長線上で、


きっときっと、


誰かがあなたを想っている。




「探そう 独じゃ嫌だよ


強がったまま ぶつかって


抱き合ったまま 泣きながら眠ろう」




今度一緒に泣きながら、 眠ろうじゃないか。


そんな瞬間がたまにはあってもいいはずだ。



さてさて、


次はどんな曲を描こうかな。


いろんな世界に、


いろんな可能性に身を寄せてみたいもんだ。


quely