さてさて、どこから話そうか。
沢山、沢山失いました。
沢山、沢山無くしました。
ここ数カ月は、
頭だけどっかそこらに埋まってるような、
そんな日々でした。
歌が歌えなくなったり、
部屋から出られなくなったり、
変な病気にかかったり、
それでもどうしてか、こうやって生きてます。
うん。
最近やっと心を覆っていた瘡蓋がはがれて、
何気ない事に笑えるようになってきました。
瘡蓋の下に新しい皮膚が眠るように、
きっと新しい何かが待ち受けている、と。
どこに隠れても、
必ず見つけてくれる。
無理にでも手を引っ張って、
太陽を差し出してくれる。
そんな沢山の人達の優しさに気付ける、
いい機会だったんだ、と
いまは素直にそう思っています。
人が何かに出会った時、
誰も別れなんて考えない。
人が何かを得る時、
失う悲しさなんて想像しない。
そんな無意識に、
どうして気付かなかったんだろう。
こんなにも世界は喜びに溢れていて、
それでいてこんなに恐ろしいほど儚いから、
いつか来る終わりにだって、
当たり前のように目をそらしているんだ。
自由なスタートラインの裏側に、
すでに終わりへのカウントダウンは始まっているというのに。
だから思う、
決して止まる事のない流れならば、
1秒でも多く歌っていたいな。
毀れそうな悲しみも、
胸躍る喜びも、
会いたい気持ちも、
会えない苦しみも、
起きたくない朝も、
帰りたくない帰路でさえも、
決して止まる事のない流れならば、
一瞬でも多く歌っていたいな。
そんな感情が今は、
こんなにも溢れていて、
こんなにも穏やかなんだ。
約1年振りのライブが決まりました。
普段からそんなに回数をこなすタイプではないけれど、
今回はそれ以上に、
沢山の思いがあります。
11月21日(日)
下北沢mona records
19時open予定
ticket 2000yen+1drink
その他詳細は、
決まり次第お知らせします。
今回のライブは、
普段からお世話になってるmitsuyoさんの演奏にお邪魔して、
ゲストとして2曲ほど参加予定です。
mitsuyoさんは、
心から尊敬出来るとても優しい空気感のある歌い手さんです。
さらに、
我らがボスRakatakさんも打楽器奏者として参加されます。
予定では、
フルート、トロンボーン、ベース、
鍵盤、打楽器、歌での編成予定です。
mitsuyoさん、Rakatakさんには今回の件以外にも、
自分が今こうして歌える環境にいられる、
そんな幸せを支えてくれてる大切な音楽の先輩です。
恩返しの意味も含め、
2010年を通して自分なりに感じてきた事を、
すこしでも声で伝えられるように歌いたいと思います。
ご都合よければよろしくお願いします。
カレンダーの枚数も減って、
2010年もあと少し。
今年中は心も体もゆっくりさせながら、
来年に向けて少しずつ動き出そうと思います。
その第1歩として、
約1年弱過ごしたこの部屋、街にも、
別れを告げようと思います。
気持ちだけじゃなく、
体も夢に近付けるように。
1からの再スタート。
一度踏みならしたその道は少し違って見える。
より険しく、より荒々しく。
でも迷いはないんだ。
きっと何かが変わる、新しく、眩しいくらいに。
だから、鼻歌でも歌いながら歩いて行こう。
Antony & The Johnsonsの音楽と共に荷造りをしながら。
quely