小学生のとき、すごく苦手な人がいた。
その人が転校すれば良いのに。と願った。
すると、転校した。
ほっとした。
また同じタイプの苦手な人ができた。
その人が転校すれば良いのに。と願った。
すると、転校した。
ほっとした。
また同じタイプの苦手な人ができた。
うそみたいな日常だった。
自分の思ったとおりになるんだと知った。
でもどんなに苦手な人がいなくなっても、絶対にまた同じように苦手な人が現れることを知った。
乗り越えていないから。
私はその苦手な人を克服せずに、転校させていたから。
いつまでも逃げていたら、いつまでも同じ試練を与えられる。
いつかは乗り越えないといけないんだと知った。
それからは苦手な人との関係を学んだ。
人生が少し切り開けた瞬間。
試練は乗り越えられる人にしか与えられない。
与えられるのは自分の力と同等な試練。
一つを乗り越えるとまた一つ。
それが人生なんだ。