2020.02.05. “線形”と“線径”のお話。(K18YGコイン調ペンダント 60cm)  | 店長の「それから。これから。」

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※最終更新日: 2020.06.26※

 

 

こんにちは。末吉です。

さて、今日は表題の通りペンダントの紹介をしようと思うのですが、その前に、ここ最近撮りためた画像をいくつか。

 

 

ある日の指。

p.m8:00頃、室外にて。

 

 

ある日の耳。

p.m.1:00頃、室内にて。

 

 

そしてある日の首。

p.m.4:00頃、室内にて。

 

 

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というわけで本日は3枚目に掲載した

 

 

こちらのペンダントネックレスをご紹介します。

 

 

材質: K18YG 

トップ. 直径1.4cm. 天然ダイヤモンド0.14~0.15cts.(すべてGカラーVS2~SI1)

チェーン形状: 丸(または角)小豆チェーン 線径0.40mm  60cm

チェーン後部: K18引き輪(ツマミ大)+ピン状エンドパーツ、長さ調節自在スライドアジャスター

価格(税込・送料込): ¥98,000-(チェーン+トップのセット) ¥48,000-  (トップのみ) 

 

※地金相場の変動により価格の改定が都度行われますことをご了承ください。

※原則、チェーンのみの販売はいたしません。

※こちらは原則、当面の間K18WGでの製作は行いません。

※トップは、ピン状のエンド部分から着脱が可能です。

 

※かつて当店にて後部ピンタイプの100cmネックレス(角小豆・線径0.34mm)をお買い上げくださったユーザーさまは、お手持ちのチェーンで楽しむことができます。

 

※トップの製作をご依頼のユーザーさまで、お手持ちのチェーン後部を上記の形状(ツマミ大引き輪、プレート、ピン状エンドパーツ、スライドアジャスターの4点セット)にリフォームされたい場合、¥7,000-にて承ります。(各パーツ代、加工代、送料すべて込)。すでにスライドアジャスターが付いているチェーンをお持ちのお客様でエンドパーツのみをピンタイプへと変更されたい場合は、K18ピン金具と加工代金、送料込¥3000-にて承ります。

 

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こちらは、男女共用をテーマに製作しました。そのためチェーンの線径は0.40mmと、小豆チェーンの中でもややしっかりとした線を採用しています。また長さも60cmと、一般的な女性用のペンダントネックレス(42cm前後)と比較した際、やや長めです。(※後部にスライドアジャスターがついていますので60cm以下は自在に調節することができます)

 

以上の観点から、男女ともに厚めのニットやスウェット、Tシャツの上でも素材に負けることなく、ほどよい存在感を出せると思います。かしこまりすぎずこなれた雰囲気を1本で作り上げることが可能なデイリー使いアイテムです。

 

 

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以下は、チェーンのお話です。

 

私が自身の作品で用いる小豆チェーンの特徴は、とにかく細かなピッチで編まれているということです。なぜなら、チェーンは脇役であり主役、決して妥協してはいけない大切な部分だと強く思っているからです。本日私が最もお伝えしたい部分はここなんですね。

 

よく“チェーンの幅は何センチですか?”というお問い合わせを楽天運営時に頂いたりしたんですが、幅、というのは必ずしも脳内の想像・雰囲気と一致しません。小豆チェーンの場合は特にです。また、モノの善し悪しというか、それが弱いのかしっかりしているのかを見極めるポイントとして、これまた幅でそれを推し量るというのはちょっと違うと思うんですね。

 

たとえ幅が広くても、荒いピッチで編まれていれば中がスカスカなチェーンですから、良く言えば抜け感のあふれるチェーン、悪く言うとどこかなよっとした、か弱いチェーンということになります。

 

ただ、例えば、トップが地金メインの重ためなデザインだとするじゃないですか?外国のコインそのままのトップなどです。そういった場合は、今綴ったような抜け感のあるチェーンと合わせるとバランスが良かったりします。その時も、見極めるポイントは幅、ではないんですよ。この場合は“線径”です。

 

もともとチェーンも一本の地金の線が編まれてできているわけで、そのもととなる地金の線径が何ミリかによって、しっかり感がわかるんですね。トップが重ためなのに、チェーンの線径が0.2mmやそれ以下だったりすると、たとえ幅や長さは満たされていてもすぐに切れてしまったり、バランスがおかしかったりします。

 

そんなわけでですね、ちょっとニットの特徴・善し悪しと似ているんですけど、ニットで言うなら毛糸、チェーンで言うなら地金の線径とゲージ、この二つは、小豆チェーンを選定する上でとても大切なポイントです。私の用いる小豆チェーンは、ニットで言うとジョンスメドレーのシーアイラントコットンニットのような感じといえばいいかな?大変細かく、丁寧な目で編まれています。なので細くても太くても丈夫で長持ち。普通に使っていて切れることはまずないと思います。

 

細くても太くても、と綴りましたが、よって私はユーザーさんから幅を訊ねられたとき、小豆チェーンに関しては線径をお伝えするようにしています。線径が細ければ幅も狭く、太ければ広い。ただしどちらも丈夫に作っていますよ、というのは共通。0.28mm、0.34mm、0.40mmを私は主に採用していますが

 

 

左: 0.28mm

中央:0.34mm

右: 0.40mm

 

どれが良いとか悪い、ではありません。トップのデザインや全体の長さ、また、どのように使うのかによって線径を使い分けています。

 

例えば左はのちに紹介するピアリング&ピアス用のラインパーツなんですが、これは線径0.28mmで十分なんですね。むしろこういった華奢なデザインパーツとして用いるには太いくらいです。0.28mmでも十分に存在感を得ることができます。

 

ちなみにこの0.28mmという線径の小豆チェーンは、一般的な42cmの女性用ネックレスとしてしっかりとした雰囲気を出すことができる太さです。

 

 

例えばこちらのペンダント(ダイヤ0.20cts)で採用しているのは0.28mmの丸小豆チェーンです。

 

 

これよりもさらに細く華奢なチェーンを用いたペンダントも世の中にはわんさかあります。いわゆるプチプライスのプチネックレスはなどは、おそらく線径が0.2mmかそれ以下かもしれません。どうしてもとにかく目立ちたくないのだ!でもしたいのだ!という場合などはそれで全然よいと思います。ただし、当然ながら切れやすかったり、加齢とともに不似合いになってしまったり、といったことは生じてくるかもしれません。

 

わたしのジュエリーのテーマは常に“その先”。いわゆるザ☆華奢を、60代でどう身につけるかと考えた時、もうすぐ46歳になる私は、その答えがあいにく見いだせない。だから、扱わないんですね。加齢に負けず、でも悪目立ちもしない。でも、映える。そんなjewelryを届けたい。そんなわけでチェーンにはそれなりなこだわりが、あります。

 

今日はちょっと長くなってしまいます。ごめんなさいね。

次に“線形”のお話。

 

今回、このコイン調ネックレスで用いているのは“角小豆チェーン”なのですが、どうしてかというと、先に綴ったようにトップのデザインが落ち着いた雰囲気だからです。外枠に艶消し加工がほどこされている分、キラっと感のある角小豆を用いることで全体のバランスを取りました。

 

 

ちなみに左側が丸小豆チェーン、右側が角小豆チェーンです

 

 

 

編まれる線の形状が〇なのか□なのか。早い話、線の形状がカクカクしてればキラキラするわけですね。ただ、キラキラするけれども細かなゲージで丁寧に編んでありますので、決してギラギラはしないんです。よって、男性がしてもまったく問題ありません。

 

じゃぁ、キラキラするなら丸じゃなく角のほうがいいじゃないか!ということになるんですが、これはそういうわけでも、ないんですよ。丸は丸で良さがあります。とにかく全体が上品に仕上がるんですね。そしてトップがより際立ちます。ちょっと画像があまり良くないんですが、私物で説明すると

 

 

左が丸小豆チェーン、右が角小豆チェーン。

左は、トップがダイヤの1ラインでキラキラっとする分、チェーンをあえて丸小豆に。

 

 

ま、そんな感じでですね、線径とおなじくらい、“線形”もまた、チェーンを見極めるうえで重要なポイントとなってきます。服のコーディネートと似ているんですが、どこに重きを置いて、どこを押してどこを引き、どうバランスを取るか。それを考えるのがややムズカシイよぅ!という誰かのために私は、こうだといいんじゃないか?という提案をここでしています。もちろんそこに正解は、ないんですけどね。

 

以上、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。このトップは来月、外枠が鏡面(ツヤあり)バージョンというものも仕上がってきます。まだ手元にないので何とも言えないんですが、この場合は丸小豆チェーンとの相性が良いかもしれません。

 

ちなみに、角小豆、というのは丸小豆のカドを削って角にしている仕組みなので、同じ0.4mm線径でも角より丸小豆チェーンのほうが若干、全体の重量があります。そのため、丸小豆チェーンの単価は角小豆チェーンよりも若干高価です。角と丸、どちらがいいのか?こればかりは好みですがわたしはどちらも好きなので、なんとも・・。合わせるトップによりけりかな。

 

いずれにしても、“線径”と“線形”、チェーンを見極める際この2つは大事なポイントということを何よりお伝えいたしたく。あとは、丁寧に編まれているか否か。

 

というわけで「オラオラ系のネックレスは嫌なんだよ!でもさりげなくこ洒落たネックレスを首からぶらさげたいんだよ!」 というご主人、彼氏、いやご当人!

 

 

こちら シンプルな白にも紺にも、悪目立ちせずさりげなく。

長さはゆったりの60cmで、どこか余裕のあるこなれた首元に。

 

 

私は今回、夫に製作します。電気工事技師と一級管工事技師のダブル合格記念に、めずらしくコレが(・∀・)イイ!!とリクエストを頂きまして。合格も嬉しいんですけど、自身のジュエリーを、作ってほしいと初めて言ってもらえたこと。なんか、嬉しかったです。家族だけど、もともとは他人だとすると、他者目線でもって(・∀・)イイ!!と思ってもらえたんだな、、と そんな気がして。よし、ユーザーさんへの作品と同じくらい頑張ってつくろう。喜んでもらえるように。

 

 

それではまた☆

 

 

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2020.6月、 仕様を下記のように変更いたしました。

現在、トップの形状は外枠が艶消しではなく鏡面加工(光沢あり)のデザインとなっております。また、チェーンは特にお申し出がない限りK18丸小豆チェーンを採用し、ご提供いたします。

 

 

左: 新デザイン (丸小豆/線径0.40mm,60cm)

右: 旧デザイン (角小豆/線径0.40mm,60cm)  

 

 

左: 新デザイン

右: 旧デザイン

 

 

下: 新デザイン

上:  旧デザイン
 


新デザイン装着画像。