心変わりした恋人を殺した医学生は
さらに彼を目撃した友人を殺害し新幹線ひかり号の
指定席を利用した完璧なアリバイをつくりあげた。
聞き込みにきた刑事も
彼の二重、三重の壁にはねかえされるが—。
女流トリック・メーカーが鮮やかに展開する
さまざまな仕掛けと結末。
推理小説のおもしろさを堪能させる秀作七篇。
「文春文庫版より転載」

<収録作品>
幻の指定席
死人が夜ピアノを弾く
密会のアリバイ
新幹線ジャック
不用家族
小さな密室
危険な忘れ物
終戦直後、韓国で殺された父
引揚船の中で不可解な死を遂げた母
二人の過去と行方の知れぬ兄を追求する
新進作家彩子の周辺で
つぎつぎと謎の殺人事件が発生する。
被害者はいずれも亡き父と関係があり
鳥獣と縁のある寺で殺されてゆく・・・。
巧みなトリックを駆使、寺にまつわる伝説を織込み
京都とソウルの二つの古都を重ね合わせ展開する
長編ミステリー。
解説・中島河太郎
「集英社文庫版より転載」
フィリピンの有力な貿易商が京都清水寺で刺殺された。
ガイド・森麻子の一瞬の隙を狙っての犯行だった。
麻子の夫・一郎は特ダネをものにして
名声を得たいと焦っているルポライター。
友人のライター・石川利一の
協力を得て事件の取材に乗り出す。
一方京都府警・狩矢警部の捜査が始まったやさき
石川と前年に商社員の夫を事故でなくした
野村亜矢子の死体が哲学の道で発見される…!?
長編本格推理。
「徳間文庫版より転載」
アメリカ留学から帰った婚約者・夏彦に
どこか不安げな表情を見いだしたとき
千沙子はすでに"事件"に巻きこまれていたのだ。
京都で、東京で、無関係そうに思える殺人が起き
彼女の疑惑が少しずつ形を整えて行く。
そして、それは戦慄すべき結末へと・・・。
推理小説に新鮮な衝撃を与えた長編ミステリー。
解説。山村正夫
「文春文庫版より転載」
20年前に起きた殺人事件の
真犯人が突然名のりをあげた。
しかし、別に捕われた男は無実を
叫びながら15年の刑期を終え
事件も既に時効を迎えている。
真相を追う弁護士の前に
過去の殺意がつぎつぎ露呈される—。
愛憎うずまく人間模様を見事に据えた表題作をはじめ
トリックメーカーが織りなす傑作推理七篇。
解説・鮎川哲也
「文春文庫版より転載」

<収録作品>
残酷な旅路
恐怖の賀状
五〇パーセントの幸福
黒枠の写真
死者の掌
孤独な証言
殺意のまつり
古銭コレクターが殺された
現場は完全な密室だった。
限られた人間のなかに犯人がいるはずだが
アリバイがくずせず捜査は難航していた—。
転回また転回、息をつかせぬ推理の
醍醐味を楽しめる表題作のほか五つの短篇を収録。
女流作家のなかではめずらしい
本格的トリックに挑む著者の力量を感じさせる好篇集。
「文春文庫版より転載」

<収録作品>
殺意の河
血の鎖
歪んだ相似形
憎しみの回路
ストリーカーが死んだ
死体はクーラーが好き
京都・堀川通、空也堂境内で
一人の女が毒殺された。
女は東流の小川麻衣子。
京流の九条麗子とともに
華道界をになうや若手として
将来を嘱望されていた。
彼女こそ華道を習うために来日した
アメリカ副大統領令嬢
キャサリンが捜し求めていたその人であった。
・・・巨大な女の定刻の裏面に渦巻く
欲望そして殺意。
大胆なトリックが冴えわたる、傑作推理小説。
「光文社文庫版より転載」
石油会社のOLだった亜木子は
上司田岡との愛を清算して社内結婚する。
しかし夫婦間は冷たい。
ある日夫はマレーシアに出張した。
孤独をいやそうと夜の盛り場に出た彼女は
なんと異国にいる筈の夫を見かけた。
そして翌日には田岡の死体がホテルの一室で発見され…。
東京とペナンを結ぶ雄大な推理秀作。
「講談社文庫版より転載」
昭和9年8月25日
京都市生まれ
昭和32年
京都府立大学文学部 国文科卒業
昭和32年~39年
京都府立伏見中学の教師として教壇に立つ
昭和42年ごろから創作活動を始め
テレビドラマ「特別 機動捜査隊」の
脚本を担当していたこともある


昭和45年
「京城の死」
(後に「愛の海峡殺人事件」と改題)で
江戸川乱歩賞候補に。

昭和46年
「死体はクーラーが好き」が
小説サンデー毎日新人賞候補となる

昭和49年
「マラッカの海に消えた」で本格デビュー

昭和58年
「消えた相続人」で第3回日本文芸大賞を受賞

平成4年
第10回京都府文化賞功労賞
京都府あけぼの賞 を受賞

平成8年9月5日
心不全のため急逝 62歳
出会いはごく最近…と言っても夏から秋にかけて
とあるTV番組で「山村美紗」が取り上げられ
紅葉さんも出演された番組を見た直後に
偶然にも手にして読んだ
「京都新婚旅行殺人事件」が凄く読みやすくて
山村美紗さんの世界に魅せられてしまい
今では通勤時間、お昼休みにと
書かせない大事な存在になっています。

色々と調べてみましたが情報が少ないので
私なりに…というかまずは私の為に
山村美紗さん情報をブログにしていく予定でございます。

もし偶然にもこの日記を見てしまった
山村美紗さんファンの方がいらっしゃいましたら
暖かい心で見守って頂ければ幸いでございます。