結婚、妊娠に関するストレスについて言いたい事 | 加藤 綾オフィシャルブログ「Queendom Days Over the Sea」Powered by Ameba

結婚、妊娠に関するストレスについて言いたい事

あんまりストレスとか
プレッシャーも感じない生活を送っていて
仕事が趣味みたいな毎日だし
プライベートも家族にも恋人にも友達にも
本当に助けられて、充実感もあり。

もっとこうしていきたい、というような
目標や夢もあって、そのための乗り越えるべき壁や
こなすべき課題も多いなあと思う日々です。


でもそういう毎日の中で
私は「結婚」という言葉にすごいストレスを
ここ最近抱えています。

結婚はしないの?
もう7年も付き合っているのに、無理じゃない?
彼は何も言わないの?
いつまでも一人じゃねえ。。。

なんて。


結婚したら、偉いんだろうか。
「なんで結婚しないの?」って、責め立ててくる人は
どういう意味なんだろうか。


年齢で結婚を促すって、本当に必要なことなんだろうか。
「だって子ども欲しいでしょ?
いつまでも産める訳じゃないし、早く産んだ方が楽よ」

これもスーパー余計なおせっかい。


結婚したら偉いの?
子ども産まなかったら、私の価値はないの?
そもそも、それって他人に何か問題はあるの?


私は今のブームの妊活に
乗りたいとは全く思いません。
「私たち子作り頑張ってます」みたいな
恥じらいも何もない事を、せっせと世の中に配信するような
そんなメディアの妊娠推奨には私は賛同出来ません。

実際にそんな言葉が掲載されているのは女性誌だけで
男性側には全くそういったプレッシャーを与えるものは
ないわけです。
これもおかしいと思うし。

子どもの産みやすい身体を作る
卵子には産める期限が限られている

そんな言葉に追いつめられて、苦しめられている
家族や夫婦って結構いるんじゃないかなって。
ポジティブで捉えられるのって、なかなか難しいと思う。



こうしたその人の人生に関わることを
みんな自分が終えてしまうと、すっきりした気持ちで
「えー!結婚しないのー!?子どもはー?」みたいに
言ってくる行為は完全なるモラルハラスメント。
言葉は精神的な暴力になり、その人を追い込んでいます。


小さな頃から同じことを平均点で出来ることに価値を見いだし
少しでも遅れると「ダメな子」っていう判断をする
そういった環境で育って来ているのが日本であり。

SNSがこれだけ広まっていると
当たり前のように結婚や妊娠、出産も女性達の間では
立派なステイタスになっているのだと思うのです。

これって終わる事が無い訳。

結婚すれば、どれだけいい旦那様なのか。
稼ぎは?家柄は?マイホーム?外車?

出産すれば、どれだけ出来た子なのか。
小学校受験?留学?コンクール入賞?優秀な成績?

なんか本当にくだらない。
それが全てなんですって言われちゃうかもしれないけど
もしそれが全てなのだとしたら、人に押し付けるのは必要なく
あなただけの世界にしておくべき。


私は、本当に大声で言いたい。

本当に、その質問内容で相手が苦しんでいたり
悩んでいないと思ってるの?って。

その人が考えている将来のあり方に
あなたは足を踏み入れていいの?って。


みんな自分の人生の描き方に迷っているからこそ
そんな風に周りからプレッシャーを受けて
生きて行くことが少しでも減ったら良いのに、と思うばかりです。



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なんでこんな話を書いたかというと
今日実は、ハニーと大げんかをしまして。
私たち2人とも大声で喧嘩とかは全くなく
とっても静かに怒り、落ち込むといった感じなのですが。

些細な事だったのに、私がすごく落ち込んで
泣き出してしまった原因は
ここのところ、ずっと結婚や妊娠について考えすぎて辛かった。

Facebookでの婚約しました、結婚しました
妊娠しました、家族が増えましたを
見れば見るほど、心が壊れて行く感じが抜けなかった。

「私はこのまま結婚できないんじゃないか」
「親不孝すぎる自分が悲しい」
「孫も見せてあげられないかもしれない」
「周りからも結婚出来ないかわいそうな女だと思われているんだろうな」
「本当に結婚も子どもも何も無い私の人生って
何の意味があるんだろう。」


考えれば考えるほど、周りからのプレッシャーとストレスが
自分の中で消化しきれていなくて
ずっと心が重くて、苦しくて、辛かった。

その反面、どこかで
「大丈夫、私は彼を守りたいし、支えて行く人生を歩みたい」
「なるようになるから。今でもこんなに幸せだって思うし」
「無駄な事は何もないから、私たちらしく生きて行けば良いから」なんて
必死に励ましたりもして。


そんな中で、些細なことがキッカケで
私の感情が大崩壊。東京駅で本気の大泣き!
すごく恥ずかしかったし、「こんな風に泣いている自分がむなしい」って
更に泣けてくるし、大変だったー(人ごと)

幸せそうなカップル見て
「ああ、私はきっとあんなに素敵な彼女みたいには
何も出来てないんだろうな。申し訳ないな」という
憂鬱ループ。

今も書きながら大泣きしていますが
私は比較的書くとすごく心が癒されていくタイプなので
きちんと今の気持ちを形に残しておこうと
ひたすら文字だけのブログを書く事にしました。

世の中には「プロポーズしない男が悪い」なんて
言う人もいるかもしれませんが
それもとってもモラハラだし、大変失礼な発言なので不要かと。


私自身は2人での色んな出来事を
とても自分の人生に必要なことばかりだと
再確認しながら、過ごして行く事が出来ているので
結婚にとらわれない生き方をこれからも貫いて行くつもりです。

その時が来たら結婚するかもしれません。
出産も、その時が来たらするかもしれません。

今は回りからのあれこれに振り回されるのは
もうやめて、足をしっかり付けて生きて行きたい。

その人その人を尊重して生きる日本が
もっと出来上がって行くことを切に祈りつつ。