【少女漫画中毒】最近の何冊かレビュー | 加藤 綾オフィシャルブログ「Queendom Days Over the Sea」Powered by Ameba

【少女漫画中毒】最近の何冊かレビュー

新年早々何冊か読んだのでレビュー残しておきます。


ラストゲーム 3 (花とゆめCOMICS)/天乃忍
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ラストゲーム

これもこの漫画がすごい大賞の受賞作

本当にべたな少女マンガの展開。

絵がちょっと粗いかなぁと思う作品。

胸キュンを期待しましたが、どっちかというと中学生とかの

ティーンに向けてある感じ



カノジョは嘘を愛しすぎてる 10 (フラワーコミックス)/小学館
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アオハライド 5 (マーガレットコミックス)/咲坂 伊緒
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アオハライド

今時の流行にすごく則っている作品。

キャラクターの線とかも細い感じ。

ベタだけど、キュンとくる話を

ちょいちょい混ぜているのと、主人公も結構ひたむきで可愛い。





ここ2ヶ月で作品数にしてみると20作品以上の

少女マンガを読んでいるのですが

たぶん今一番の流行は

「モテない女子」が、「クラス1イケメン男子」

「いきなり惚れられて付き合っちゃう!」という

なんとも少女マンガの王道パターン。


いつの時代も女の子があこがれるものは同じなんだと

常々。







そしてここからはアラサー毒女の

本音的レビューなんですが。



それにしてもストーリーが似てる。


そしてくどくなってくる(この辺がアラサー漫画道)




つっこまずにいられない



ネガティブすぎる女子。




実際にいたら、やっぱり振り向かないと思うんだー。

クラスで1番かっこいい男の子というのは

外見だけではなく

人に優しかったり、気遣いができたり、結構マルチな男の子。




「私はあなたにふさわしくない!」


↑向こうから告白されてるのに、何様?である。



そう思うと、男子はかなりキャラクターとして

出来上がっている子が多いので

女の子設定より、作者さんたちは男子の設定に

力を入れている気がする。



そして、もうひとつは

やったら不幸でがんばっている女子が多すぎる。

親が死別だの、お母さんは病気だの

もうちょっと「家族は円満で仲がいい」という

設定は作れないのか!!と思うほどの

不幸っぷり!本当の話ですよ。



少女マンガを読むにあたり、どうしても非現実的を

求めるのか

「ああわかる!」みたいな同意を求めるのか

それでぜんぜん読む漫画は変わってくると思う。


心を揺さぶられる漫画というのは

少なからずあるのだ。


私は矢沢あいさんのNANAとか

ずっと心が揺さぶられていた。

大人になってから読んでもいまだに揺さぶられる。

「人間の深層心理」に共鳴するのは

ぶっちゃけ、その作品の作りこみ具合や

作者の人間味だと思う。


ここ最近揺さぶられたのって

3月のライオンが最後かなぁ。



温度差なのかもしれないけど。



月刊誌とか週刊誌を読まない

すっかりコミック派の大人なのですが

まだまだ今年も少女マンガ読み続けたいと思っております。


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