世の中には、お金持ちになりたい本が多いですが、
一風変わった本を見つけましたので、紹介させていただきます。
『金儲けのレシピ』(事業家botさん(@Midnight_Tokyo))という本。
Amazonランキングのビジネス・経済部門で1位になったこともある書籍です。
(2020/11/5調べ)
私は楽天ブックスで、書籍を購入しました。
具体的な企業名を挙げて、ビジネスでの儲け方について、本質的な内容を簡潔かつ論理的に書かれていて、とてもおもしろい本でした。
では紹介していきましょう。
【目次】
1.『金儲けのレシピ』の内容
2. なぜ、この本を買おうと思ったか
3. この本を読んで、気になったこと
4. まとめ
☑️『金儲けのレシピ』の内容
<基本情報>
書 名:金儲けのレシピ
著 者:事業家bot
発売日:2020/12/14
出版社:実業之日本社
定 価:単行本 1,500円+税
kindle 1,350円+税
ページ:144ページ
<事業家bot(じぎょうかぼっと)さんのプロフィール>
東京大学在学中に起業、のち中退。フランチャイズチェーン企業に事業売却後、売却先企業にて、新規事業及び経営企画管掌の役員を務める。再度起業し、現在年商10億円以上の企業を経営。起業しビジネスを作っていくプロセスの中で、「金儲け」のノウハウが確立していないこと、既存のビジネス書があまり当てはまらないことを痛感し、「金儲けのノウハウ」をまとめることを決意。 twitterのフォロワーは約3万5,000人。(著者紹介より)
<内容紹介>
◆東大中退→年商10億円以上
異色の起業家が明かす金儲けの秘密!
「精神論・根性論ではなく、
理論に基づいた金儲けの技術を伝えたい」最高のビジネススキルとは、
「金儲け術」である。
エクセルでうまく計算ができたり
パワーポイントでキレイな資料を作れたり
英語ができたりする必要は、
本質的な仕事の能力とは全く関係がない
私は東大を中退し、そして自分がオーナーとして企業を年商10億円以上まで成長させてきた。その中で、商売の法則は15の“原理原則”にまとめられることを発見した。
本書は、その15の原理を様々なビジネスモデル、経済学、人間の本能などから徹底的に検証、考察し、「金儲けのレシピ」として1冊の本にしたものである。
(「まえがき」より)(実業之日本社の内容紹介より)
☑️なぜ、この本を買おうと思ったか
・中田敦彦さんのYouTubeので取り上げられていました。
・キャッチーなタイトルに惹きつけられます。
・金儲けの「仕組み」を知ることにより、話のネタになると思いました。
☑️この本を読んで、気になったこと
<目次と具体例>
●レシピ0 商売の原理原則 → LTV > CAC
●レシピ1 消費者から買う → ブックオフ、バイク王、ガリバー
●レシピ2 客に作業させる → IKEA、焼肉屋
●レシピ3 まとめると高くなる、切り分けると高くなる → 森ビル、鮨屋
●レシピ4 1:n構造を作る → 東進ハイスクール、SaaS
●レシピ5 両方から金をもらう → ビズリーチ
●レシピ6 合法的に麻薬を売る → 酒、タバコ、タピオカ、パンケーキ
●レシピ7 確率をいじる → ビックリマンチョコ、FX、保険
●レシピ8 空気を売る → ウォーターサーバー、ジュリアナ東京
●レシピ9 意思決定に介入する → 大塚家具、保険の窓口
●レシピ10 仕入れで儲ける → 俺のイタリアン
●レシピ11 他人の財布を狙う → 結婚式場、葬儀場、寺社
●レシピ12 高いものはいいものだ → 高級時計、スポーツカー
●レシピ13 勝手に「権威」になる → 漢字検定、クチコミサイト
●レシピ14 信者ビジネス → 宗教、サイバーエージェント、スターバックス
●レシピ15 究極のレシピ → セブンイレブン
上記のレシピに関係する具体例として、→ に記載しました。
レシピと具体例の関係がわかりますか?
これらのレシピを使って、自分で作った会社を「事業売却」するのも儲かりますね。
しかし、アマゾンなどのレビューでは、この本に対し悪い評価も目立ちました。
例えばこんな感じです・・・・。
・内容もページも薄い。これから買う人はページ数に注意
・いかにも東大君という、、、
・一般的な経営について学びだけで買うなら、他にいくらでも良い本があると感じた。
・レビューが真実を語る気がする。
・内容は薄い。暇潰しに読むのにちょうどいい感じ。
☑️まとめ
本格的に、これから経営を学びたい方に「入口」となる本ではないかなと・・・。
無駄な文章を省いて、ビジネス形態の本質的な「型」がまとめられていて、見返したいときに便利です。
話のネタにはなるので、ときどき読み返してみるつもりです。