連日の猛暑で
お庭のハーブ達も少しお疲れ気味
そんな中
一際元気な姿を見させてくれているのが
エキナセア
そのエキナセアを使った
チンキ剤が仕上がりました
深いグリーン色のチンキ剤🔬
しっかり抽出されています
アルコールに漬け込んだのが
7/28なので
3週間ちょっと経過してしまいました
お庭のエキナセアを収穫して
漬け込んだ時の画像
漉したのちガラス製の遮光瓶に移し
スポイトもセットしておけば
使いたい時を逃しません
体調が悪いなと思った時や予防目的に
お好みのドリンクへ1回に1〜2mlを
追加するだけ
エキナセアはアメリカの先住民が
最も大切にしたハーブの1つ
風邪から重い伝染病、
歯痛や火傷、蛇に噛まれた時にも
用いられてきました
代表成分はエキナコシドや多糖類、
アルキルアミドなど。。。
いずれも
抗体反応を高め、
マクロファージの活動を活性化して
ウイルスに対抗するインターフェロンの
産生を促進したり、
白血球を刺激して感染症を抑えるなど
免疫系に効果をもたらすことが
確認されています
これから訪れる冬の時期
インフルエンザに加え
新型コロナウイルスへの心配が
拭えません
予防目的にはもちろん
熱や咽頭痛などの風邪症状を感じたら
早めに摂取する事で
回復も早まります
ハーブティーの場合は
ティースプーン山盛り1杯(約1g)に
熱湯150mlを注ぎ10分間抽出したものを
1日3回
チンキ剤のご使用は
15〜30滴を1日に1〜3回
免疫系を高めて
ウイルスと細菌の増殖を
抑えてくれるエキナセア
これから迎える冬への備えとして
チンキ剤を作ってみませんか
【 ドライハーブからの作り方 】
ドライのエキナセア 20g
40〜60%のウォッカなど飲用アルコール
100ml
(ドライハーブ1 : アルコール5が目安)
【 フレッシュハーブからの作り方 】
フレッシュのエキナセア 50g
90%以上の飲用アルコール 100ml
(フレッシュハーブ1 : アルコール2が目安)
溶媒に飲用のアルコールを選択する事で
内用にも、外用にも
お使い頂くことができます
清潔なガラス製の瓶に
ドライハーブかフレッシュハーブを詰め込み
選んだ溶媒を注ぎます
アルコールにしっかりハーブが
浸っているのを確認しましょう
ハーブとアルコールをなじませるように
1日1回は瓶を揺すって
2〜4週間暗所で保管します
出来上がったチンキ剤は
コーヒーフィルターか清潔なガーゼ
などを使って漉し
殺菌したガラス製遮光瓶に移します
ハーブ名、アルコールの種類、
出来上がった日付をしっかり記入した
ラベルをボトルに貼って下さい
チンキ剤は
冷暗所で1〜2年ほど保存できます
遮光瓶に貼るラベルの作成は
実はとっても重要
1〜2年も保存できるチンキ剤
私ならすっかり忘れてしまいそう
「冷蔵庫に入っているこれ。。
何だけ。。。」が
防げます
まだまだ蕾がいっぱい
この夏の太陽をいっぱいに浴びた
エキナセア
作用から見ても
蓄えられたエネルギーの強さが
伺えますよね
アメリカの先住民達は
シカが傷を負ったり、調子が悪い時に
エキナセアを探して
食べていたのを観察して
その作用を発見したのだと言います
現代の様に医薬品がなかった時代
古来から伝承されてきた薬草には
先人達の
鋭い観察と長い経験に基づいたもの
ばかりです
日本にも
各地方で伝承されている薬草が
沢山あります
消えつつある先人達の知恵、
古来からの風習
いつまでも
受け継がれていって欲しい
医薬品にばかりに
頼らずに。。。