【 断食 】＝【 ファスト 】
これを実行することを
【 ファスティング 】と言います
近年は有名人などを介して美容の分野で
特にダイエットを目的とした
ファスティングが注目されていますが
宗教的修行の一環に、
ハンガーストライキに、
自身の思想を発信す為のピースフードに、
そして
美容・ダイエットに、
ヘルスケア目的にと
歴史的に見ても
古くから取り入れられてきました
今回の記事では
美容・ダイエットを目的とする
ファスティングのことでは無く
不調や病気の改善を主な目的として
取り上げます
私達は食べ物を食べることで
エネルギーを作り
命を繋いでいますが
食べるという行為自体が
酸化や糖化を引き起こし
あらゆる病気の引き金に
なってしまう危険と常に隣り合わせです
動物性たんぱく質や高GI値食品を
大量に摂取すると
腸内での消化にとても時間がかかり
腸内で腐敗が起こります
腐敗が起こることで腸内では
アミン類（アンモニア）という物質が
爆発的に発生します
発生したアミン類は
腸管内部のみに留まらず
肝臓を経由して血流に乗り
全身を駆け巡ることになります
更にこの時の腸内環境は
悪玉菌が優位な状態となり、
この悪玉菌を退治しようと
私達の身体の中では
好中球が活性酸素を過剰に発生させ
結果的に身体を痛めつけることになるため
あらゆる
生活習慣病や慢性疾患の原因になると
されています
そこでおススメしたいのが
ファスティングです
ファスティングをする事で
次のような効果が期待できます
①善玉菌が優位な状態となり
免疫機能の80パーセントを担うとされる
腸管免疫を活性化し
NK細胞を出現させる
②細胞内に留まってしまった細胞の毒
（重金属や環境汚染物質や発がん物質）を
解毒し排出して新しい細胞と入れ替えるため
不調が改善される
③ファスティングをすると
体内の炎症が改善し
炎症反応のCRPが正常化する
④体内で過剰に発生していた
活性酸素が減少する
⑤解糖系のエネルギー産生から
ミトコンドリア系エネルギー
（ケトン体エネルギー）に切り替わり
エネルギー効率が上がる
⑥p53と呼ばれるがん抑制遺伝子を活性化し
がん細胞のアポトーシス化を促す
⑦熱や紫外線、酸、金属、
酸化ストレスなどによって起こってしまう
たんぱく質の変性を
修復したり除去したりする働きのある
HSP（ヒートショックプロテイン）を
活性化する
⑧長寿遺伝子サーチュインが活性化する
長寿遺伝子サーチュインは
過酷な環境条件が活性化の条件なので
ファスティングをする事で
活性化のスイッチがオンになる
⑨頭がスッキリとして精神的に安定し
心が穏やかになったり
痛み、コリ、しびれなどが改善し
体温の上昇が見られる
結果
不調や病気の改善や完治につながるのです
野生の肉食動物は
獲物を捕まえて食事をすると
約６日間は食べ物を口にせず
断食をするのだそうです
そうやって本能的に
腸内環境を調節しているのでしょうね
そこである動物園で育てられている
動物達に対して絶食の日を設ける
取り組みをしたところ
それによって動物達の寿命が伸びたとの
結果も出ているんですって
病気の治療を目的とする断食の期間は
①3〜5日のショートファスティング
②6〜13日のミドルファスティング
③14〜30日のロングファスティング
②③のファスティングを実施するには
適切な医療機関の指示の元で
行う必要があります
また①のショートファスティングであっても
痩せ型（体重30〜40kg台）の場合は
長くても３日以内を限度にするなど
注意が必要です
健康の維持を目的とするのであれば
1日のみの超ショートファスティングで
十分だと思います
ファスティングを始めて2〜3日すると
好転反応として
吐き気、悪心、めまい、頭痛、便秘などが
起きますがここを乗り越えることが
ポイントとなります
そして長く続けると
食べ物を食べていなくても
体の毒素が便となり大量に
排泄され体も頭もスッキリすると言います
世の中は新型コロナの影響により
外出の自粛が広まり
家で過ごすことが多くなっていますね
免疫力の活性化に繋がるのなら
今やらないでいつやるの？
というわけで
本日から明日夕方までの丸一日
TomoCoCoは
超ショートファスティングを
体験しようと思っています
そんな話をしたら
食べることが大好きなCoC夫も
なんと付き合ってくれることに
さてさて
身体にどんな反応が現れるか
とっても楽しみです
頑張りまーす
