昨年、上手くいかなかった(成果がでなかった)開窓術。


あまりに深いところにあり骨と癒着。

上手く移動することができませんでした。


今回は動きやすくする為に少し癒着している骨を削り誘引する為の装置の位置も移動させます。


数日前からオペに対して不安を訴える息子。


良くも悪くも過去の経験がいかされいます。



『歯(の治療)しません❌』

『注射(麻酔のこと)しません❌』


春には今回のオペは決まっていましたが準備をすると夏の終わりになるとのことだったのでそれなら修学旅行が終わるまで(美味しい物も食べたいしね)…と今日という日になりました。


ここ数日、息子の気持ちが揺れ動いていることも感じていましたしあまり私が不安な顔をしてもいけないと思いいつものような過ごしました。



午前中から私の側をチョロチョロとしています。


👦『注射(麻酔)嫌だ』と言います。


🧑『注射するとその時は痛いけど後は痛くないんだけどね』と麻酔すれば大丈夫と安心感を与えようとします。



ならばと


私のお腹を出して

『ママとお腹切った事あるよ』

『その時注射してお腹切ったの』

『お腹、切ったら可愛い赤ちゃんが産まれたの』

『ママ、痛かったけど嬉しかったよ』と。



そんな説得?をしている間にあの時の感情が蘇ってきたりして。



午前中はそんなやりとりばかり。



問診などの際も息子に聞こえるように痛くないしみんな応援してくれているよとただ励ますことしかできませんでした。


息子の血管は奥に入っていていつもルートをとるのに苦労します。


なので最悪手の甲で一発で仕留めて下さいとお願いします。

過去に舌根沈下で窒息したこともあるので

『プロの方に申し訳ないのですが…』

とお詫びしつつ呼吸の管理もしっかりとお願いしました。




いよいよオペ室に。

麻酔科の先生も慎重にルート確保してくださり1回で無事終わりました。


息子が眠りに落ちるまで声をかけ続けました。

少し目が充血していました。

だんだんと私の目も充血してきました。


そして、今にいたります。


息子には

楽しい事を考えよう❗️

これが終わったら楽しい事が待ってるよと。


私も楽しい事を考えて待ちます。