人の悪口を言う。


その人によって被ったストレスを発散するため。

自分より優位に立ったその人を引き摺り下ろすため。

自分の優位を守るため。



大人になればなるほど、悪口を叩くという行為が、何かの伏線として用いられる。


伏線として用いる場合、相手に求めるものは「共感」ではなく「変化」。

それまでは何とも思っていなかった事に対して、悪い印象を植え付ける。そっと、自分の範疇に相手を閉じ込める。

悪口っていうのは、本当は、特定の信頼できる人に言うものだと思うんだけど、伏線として使う人は、得てして、所構わずばら撒きがち。


その女の子(Aちゃんとしましょう)は、自分の好きな男の子(複数人)に自分のほうを向いていてもらいたいために、男の子に近づいてくる女の子の悪いところを見つけては、悪口を言っていた。

Aちゃんに付いたあだ名は、皮肉なことに「口の軽い女」だった。それも陰口として。


悪口って、人の気分を害するだけでなく、言う人の評価を必ず下げる。

良くないなぁ。Aちゃんに教えてあげたいなぁ。

でもAちゃんに注意でもしたら、一瞬で悪口を言われるんだろうな。