・無知の無知、の恐ろしさ

→死刑制度の中身(執行の手順や、確定死刑囚の、執行までの生活環境など)


・メディアと政治の影響力、民意との負の連鎖

→民意はメディアや政治の影響で群れのように大きく揺れる。またメディアや政治も、利益や票稼ぎのために、民意を尊重する。よって、死刑制度存続を支持する人が圧倒的に多い現状では、廃止に持ち込む術がないということ。


・民意の「集団化」

→著者はオウム事件からドキュメンタリー作家としての道を歩み始めた人だからか、なにかとオウム事件を契機にしたがる節がある。

私にはあまり実感がないのだけど。

だとしたら、オウム事件は、政府が人を操りやすくなった、政府にとってありがたい事件だったのではないのだろうか。


恐ろしい世の中です。


以上が、森達也著の「死刑」を半分読んで、感じたことです。

連休中には、読破するでしょう。それくらい読み易い。オススメします。


というか・・・・・多くの人の目に触れて欲しい本です。


私は、世の中に対してかなり悲観的で、物事を疑ってかかるような人間なのに、死刑制度に対して何の疑問を持ったこともありませんでした。

だから、とても悔しいです。何も知らなかったこと。知る権利が行使できないほどの、徹底した守秘体制。

読んでください。