十数年にわたって記録してきたこのブログ

 

脳外科医にして経営者 (本当)

アルピニストにしてフォトグラファー (自称)

サイクリストにして詩人 (自称)

癌患者にして哲学者 (本当と自称)

 として これからも備忘録として徒然にUpしていきます

 

GW前の4月の第4週は九州の病院でフルに勤務しました。

おまけに、こんな時期なのに、新型コロナの院内クラスターが発生してしまい、腰の引けた医者たちを後目に院長として当該病棟に詰めて陣頭指揮にあたりました。どこの病院でコロナ経験しても同じで、髪を乱しながらもビニールかぶってコロナに立ち向かうナースの姿には頭が下がります。

 

4月26日の夜に新幹線で九州から京都の自宅へ

27日(土)早朝に車に自転車積み込んで福井の実家へ あさ10時前、出勤前の姉と話して自転車出発

福井市内から県道福井四ケ浦線を越前海岸大味町へ いきなりの峠越えで息が上がる

 

越前海岸を北上して「弁慶の洗濯岩」駐車場で休憩 SNS投稿なども

 

北上して鷹栖海水浴 青春のビーチです

 

さらに福井臨海工業地帯の工場群の間を北上してファミマ テクノポート福井店で昼食

おにぎりと特茶をブロック塀に座って食べて

ラインしたら涙出た

 

さらに北上して三国港、九頭竜川の河口に北前船で発達した港があります

ここからこの九頭竜川堤防をさかのぼり、福井市内へ戻ります

 

母の実家のある末町へ寄り道 幼いころにお盆に従妹たちと走りまわった緑いっぱいの村です

感傷的になりながらアクエリアス買って座って休憩

 

鮮やかなGWの海・山の大自然の中を自転車で走り抜けます。息を切らし大自然に包みこまれながらペダルを無心に回すと自分の強さと弱さが浮かび上がります。

 

昼15時に帰宅。シャワーしてから時間あるので、前からしたかったことを実家でしてみました

それは、昼下がりの風通しの良い畳の上で寝っころんで天井をボーっと見ること

実家の仏間の畳の上で仰向けでねころんでボーっと1時間。意外に背中痛くならずにとても満足できました

 

翌日は朝から山仕事です

下の写真の田んぼの奥の山に入ります

 

例年GWはタケノコ狩りを兼ねて冬の間に竹や木が倒れて荒れた山を整備します

山道をふさぐ倒木などを切って除去します

今回はハンディチェーンソーを買ったので仕事がはかどりました

 

竹林に入るとまあ美しい 山は良いです

午前中いっぱい仕事して、汗だくになって

最後に今日食べる筍2本だけ収穫

 

夕食はタケノコ料理で姉と宴会

前回帰省時はステロイド鬱で泣いていたのでしたが、今回は互いの人生を語り合いました。

姉が思う私の欠点はパートナーにも家族にも友人に対しても「他人には求めるが、自分から与えはしない」ことらしい

言われてみると思い当たるのだが。

でもこの年では性格変えられないから、

 

翌日は朝に車で京都へ帰って、夕方新幹線で九州へ帰りました

 

複雑怪奇でストレスフルなヘルスケアビジネスから、一転して大自然の中で汗をかく第一次産業的な作業に没頭すると

訳のわからないサービス3次産業で蓄積した澱が心の中から抜けていって、ピュアな感覚が研ぎ澄まされていきます。

そして内省することで本当の自分に向き合うことができるようでした