脳卒中を専門にしている医者ですが、自身の前立腺癌の経過を記録していきながら、治療法など解説していきます
”愛おしいこの世で使命感を持って毎日を死ぬまで生きる” の実践はなるのか
T3bN0M0、ステージ3、グリーソンスコア(4+4=)8、PSA131、自覚症状なし、2024/1/25からCAB治療開始
6/14前立腺全摘術(RARP)、断端陰性、CAB治療終了、経過観察へ
2026/2/5生化学的再発にてCAB再開
前回の12月の採血でPSAが上昇してきてPSA再発疑いとなって、2月に精査となりました
病院受付してすぐにCT検査へ。点滴ルートとって単純と造影の胸部~骨盤のCT。採血と尿検査して泌尿器科外来の前で待っていると意外に早く診察室へ呼ばれました。
I先生「PSAは0.459と上昇しています。CTでは病変は見えませんねー。生化学的再発で間違いありません。この場合はホルモン治療再開がいいと思います」
私「メタメタではないので少しはほっとしましたが、生化学的再発には救済放射線治療ではないんですか?」
I先生「上昇のスピードが速いので手術の摘出床にカスみたいのが残っているのではなくて、リンパ節などにしっかり癌があると考えるべきです。この場合はやみくもに骨盤に放射線治療することは無駄になる可能性があるので行われません」
私「手術でリンパ節郭清した外に潜在的な転移があったということでしょうか」
I先生「そうです。ホルモン治療で経過をみながら、定期的にCT検査して病変があればそこをターゲットにして治療することもありますが。今はホルモン治療で抑えていくべきです」
私「わかりました」
I先生「PSA値下がっていることを確認したいので1か月後に再診とさせてください」
今回はリュープリン皮下注射にして、ビカルタミド再開です。
倍加速度はとても早く、悪性度は高そうで治療せざるを得ないことは確かです。
癌発覚時から無症状で、今回の再発も無症状で、おまけにCTで映らないって、狐につままれた感じです。
このまま去勢抵抗性になって全身転移したらヤバいし、ホルモン治療の副作用は気が重いです。
でも「立ち上がって生きて行かねば」
しばらく鬱々と一人で考えてしまいました。術前の精神的葛藤を乗り越えていますので極度の精神状態悪化はなくよく考えました。
死ぬのは嫌じゃないけど死ぬまでの辛いのが嫌です
この世は美しく、人生は劇的でした。特にやり残したことはありません。
急に死ぬことはないだろうから、指骨折なおして、自転車やランニング楽しんだり新車のBMW運転したりでストレス解消しながら仕事していきたいです。
<日付> <PSA値>
2023/11/23 131(がん検診)
2024/1/25から内分泌療法(CAB ゾラデックス+アーリーダ)開始
2/8 37.686
3/7 0.937 (薬疹でアーリーダ中止 ステロイド短期間内服)
4/4 0.192 (ビカルタミド開始)
5/2 0.110
5/30 0.058 (術前最終値)
6/14 前立腺全摘術 断端陰性で寛解 CAB治療終了
7/16 0.025未満(測定限度以下)
9/12 0.025未満(測定限度以下)
11/13 0.009未満(当院外注の測定限度以下)
12/19 0.025未満(測定限度以下)
2025/3/27 0.025未満(測定限度以下)
6/26 0.025未満(測定限度以下)
9/25 0.025未満(測定限度以下)
12/25 0.194 PSA再発疑い
2026/2/5 0.459 CTでは再発巣なし PSA再発にてCAB治療再開

