いや~見ました?

NHK BSプレミアム 再放送の吉田都さんのドキュメンタリー。

もう10年前くらいの番組なんですね。

2時間近く?あったんですが、あっというまで、かなり見ごたえがありました。

「オンディーヌ」のリハーサル風景から、吉田さんのプライベートや、トレーニングの風景、、体のメンテナンス、、

特に印象に残っているのは

・トウシューズを変えたらひざの故障が無くなった と言う話。

やっぱりトウシューズの合う合わないって重要なんだ!と。

新しいトウシューズの靴底を後ろ3分の1くらい?をべりべりっと切ってました。

職人が「だったら最初から切るよっ」て言ったらしいのですが、切り口がきっちり切られているよりは、やっぱり自分の手でびりっと切るのがしっくりくるらしく。

・・・かかと部分の靴底のサポートなんて要らないんですね。

自分の力で足裏を十分引き上げてるからでしょう。。

あとは、、

・器具を使ってのトレーニング

ピラティスに近いのかな、、、器具を使って、バレエのための筋肉の補強や調整をしているようでした。


そして、

一番印象的だったのは、

37歳くらいで「眠れる森の美女」の全幕を踊ることをやめ

38歳くらいで「白鳥の湖」をやめた、、、と。

「背中への負担が大きい」とおっしゃっていました。


プロ、なんだなぁ~と思いました。

お客様に見せるものだから、自分の納得のいくレベルの踊りができないなら

それを踊ることをあきらめる、この潔さ、厳しさ。

カトル、感動いたしました。

「オンディーヌ」のリハーサル風景での踊りはもうすばらしく美しく。

こんなに踊れているのに、もう、その2つ演目はこの時点で踊らない、と決めていたんだなぁ、、、。


なんだかまとまりなく感想を書いてしまいました。

とにかく、かなりの見ごたえあるドキュメントで。

永久保存版 です。