2009 夏
この夏は、ニューアルバムの製作とライブと爽快な慌しさだったため
ブログの更新が遅れました。すいません。
この夏のライブをざっと。
■オランダNORTHSEA-JAZZFES→フランス・リヨンGIG
オランダロッテルダムのNORTHSEA JAZZ FES
→フランス・リヨンの
松岡淳さんが経営する舟をクラブに改造したラ・マルキーズというお店で
ライブしてきた。
どちらも、ものすごい盛り上がりで、
念願の初ヨーロッパライブとしては、 最高のツアーになった。
今まで何回も話はあったが、様々な理由でなくなってきたので、
やっとか、、という思いが大きかった。
このNORTH SEA JAZZ FESは
同時に20アーティストがそれぞれ大小のステージでギグを行う。
やはり、念願だったヨーロッパでの
DOWN IN THE VILLAGEの演奏は、盛り上がりも最高潮に!
演奏が終って次のラストに行こうとしても、声援は鳴り止まずで
サンキューサンキュー!というしかなかったほど笑
最後はFINGER TIPで終った。
この日は、UKからニックウェストン夫妻とダンサーのたまよちゃんがきてくれて、
声援を送ってくれて本当にうれしかった!
NORTHの方は、SOILやKJM、松浦さんと一緒だった。
帰りのホテルまでのバスではみんな一緒に乗って、
異国の地で、みんな一緒というのが、なんとも感慨深かった。
その後、CTIオールスターズでモレイラやヒューバートロウズに感動し、パキートを見たり
最後にROY HARGROVEのTHE RH FACTORの
ライブを袖から見せてもらった!
とにかく伝説のアーティストがそこらじゅうでギグをしてる状況で、何を見ようかと大変だった。
☆続いてフランスリヨン。
この町は看板や壁ひとつとっても絵になるすばらしい町だった.
路面電車から降りてからホテルに向かうまでも、どこ見ても、
映画の世界にいるようで、、
こちらでは、松岡淳さんの経営する川沿いに停泊している船を
クラブにした、ラ・マルキーズでライブをさせてもらった。
地元のレゲエディスコ系バンド(といっても世界的に有名)
THE DYNAMICSから、
リードシンガーのSandraと2曲セッションも行う予定。
挨拶して音あわせ。良い感じだ!
途中、外に出て日光浴したりしてその後、
リヨンのラジオ局の取材。
facebookでもメールを下さったCarlitos氏に感謝。
会えて光栄ですといってくれた。
ライブの写真も撮ってくれた。
松岡さんに食事につれてってもらい、
地元のグルメを堪能し、いざ本番!
一番の緊張は、やはり冒頭のMC…
今回は韓国語に次ぐ、フランス語で!
ゆっくりとしゃべっていく。
フレーズごとにウォーという声援が!
ほ、、、良かった笑
しかし、
フランス語って、言葉がすごく丸い感じがして聞き心地が良い。
ちょっと抜粋すると、
ジュ ヴ ク 、ヴ ドンスィ ル ジャズ エ ラ ミュージック プ ドンスィ
ジャズは、ダンスミュージックなのである! さあ!踊ろうぜ!という意味。
ちゃんと言えたかどうかはともかく…笑
最初は、じっと見てた人も次第に体を揺らし始めたとこで、
アゲアゲのおじちゃんが登場してお客さんを更にあげてくれたこともあって、
すごく盛り上がった!
Sandra / THE DYNAMICSとの、セッションもすごく盛り上がって
本当に最高のライブになった。
おかげで、ライブの中盤からもうビショビショ(いつもか…笑)
終わった頃にはすごい事になっていた笑
とにかく、暑いので外に出ると見てくれてたお客さん達が
次々と話しかけてくれた!
さすがにフランス語はわからなかったが、
英語は途中助けを求めたりしたが、何とか。。
皆、すごく良かったといってくれて、
見たかったクオシがやっと見れた!
CDもみんな持ってるよ!って言ってくれたり、
日本のバンドが来るなんて、初めてだから、本当にうれしかったとか
(実際にはスリープウォーカーに次ぐ2番目?)
すごくうれしかった!
また、フランス在住の日本人の方が来てくれたり、
なんと日本から来てくれた方もいて、ただただ感謝の一言だ。
という事で、最高のツアーになった。
来年もまた行けますように。
■baker bros大阪big cat~渋谷クアトロ
イギリスの
ベイカーブラザーズと
フレッドペリーのイベント以来、
大阪、東京と2daysで共演させてもらった。
彼らとは久々の再会で、すっかり仲良しに。
両日とも、すごく盛り上がって最高の夜になった。
大阪では、ライブ後、深夜1時からFM802にて、
生DJライブもさせて頂いた!
体を揺らしたくなるような、ジャズサンバ、ラテンジャズを中心にプレイ。
どうかなあと思っていたら、プレイ中にどんどん反響がスタジオに届く。
最高とか、こういうの初めて聞きましたがやばい!とか、
リアルに反応が来るのって本当にうれしかった。
そして、東京では、マサヤン、ペズのメンバー、birdさんなんかもゲストで
入ってすごく豪華な夜になった。
マサヤンには、クオシでのアフロディジアでもゲストに入ってもらって、
BN東京以来の共演になった。
また、DJの大塚広子ちゃんの選曲は最高だった。
大阪、東京と来てくれた皆さん本当にありがとうございました!
また再会、共演できる事を願い帰路についた。
■能登モントレージャズフェス@七尾
そして、余韻を楽しむ間もなく、
モントレー・ジャズフェスティバル
in能登に出演させて頂いた。
こういうイベントに出演できるのは、
今までの日本のジャズの難しいイメージを変えるのにも本当に良い機会だし、
色々な世代に聞いてもらえる本当に良いチャンスだ。
若い方も多かったがそれ以上に、大人の方もたくさんいたので、
全員を立たせるのはどうかな?と思ったが、
最初のMCで、いきなり立ってくれたのは、
若い子たちと同時に、大人の方だった!
演奏を進めていくと、皆さんどんどん席を立って体をゆらせてくれて、
最後は、総立ちになって本当に最高のライブとなった。
来てくれて、quasimodeのライブを見てくれて、
立ち上がってからだを揺らせてくれたたくさんの皆さんに
本当に感謝!
時間が短かったので、あっという間だったけど、
今までではこういう、老舗ジャズフェスに出演できるなどとまったく思ってなかったので、
本当に意味のあるライブになったと思う。
と同時に、ジャズが一部の詳しいマニアなファンだけのものではなく、
子供から大人まで、自由に聞けるかっこいいと思えるカリスマ性のある
音楽になっていくことを願う。
それには、演奏する側が、
個人の演奏がよければどうという事だけではない、
意識の改革を行っていかなくてはいけないんだろうなと。
ライブ後、ファンの方と交流してすぐに東京へとんぼ帰り。
次回は、ゆっくり観光できればなと思うくらい
この七尾市は、素敵な町だった。
■RSR2009
今年、初めて、今や老舗野外フェスに出演させてもらうことができた。
さすが北海道だけあって、会場は広すぎて
全体の想像がつかないくらいだ。
腹ごしらえも十分に、あっという間に本番。
今回は、quasimodeを知らない人たちにも聞いてもらえる
絶好のチャンスだけに、ステージにも気合が入った。
今までにないくらいのハードセット。
終わった後は燃え尽きたが、
フェスラストという時間なのに、皆すごく盛り上がってくれて、
うれしかった。
こういうライブでの改善点も今回やらせて頂いて見えてきた事もあるが、、
こうやって、JAZZフィールドだけではなく、たくさんの人に
聞いてもらえる場所にこれからもどんどん出演していきたいと思った。
また来年も出演できるように、がんばっていかねば。
■入間グリーンティジャズフェスティバル
入間市の皆さんが一丸となって、毎年開催される
ジャズフェスで、若い方からおじいちゃんおばあちゃんまで
スタッフTシャツを着て動き回っている。
そんな光景を見て、こちらも良い音を届けなくてはと気合が入る!
遠くまで、quasimodeのファンの方も来てくれて、
すごく楽しい日になった。
普段ライブに来ないような若い子から中高年の方まで
ライブをはじめてみて、CDを買ってくれた方がたくさんいて
うれしかった!
また、学生のビッグバンドの皆さんもたくさん出演されてて、
皆終わった後、泣いていたのを見て、音楽はやはりすばらしいなと
改めて実感したのだった。
■東京ジャズ2009
出演は最終日の9月6日だったが、
初日の9月4日急遽、
NHKの「おはよう日本」の7時過ぎに
生出演。
普通のジャズとクラブで踊って聞くジャズの違いを
演奏で。出演時間は6分くらいだったが、全国の方に見ていただけるという事もあり、
良い経験になった。
本番では、マッコイ・タイナートリオの次、
ルー・ドナルドソンとの共演。
こんな経験ができる日が来るとはまったく思ってなかった。
国際フォーラムの会場は、2階席まであって本当に広かった。
最後は、全員でのチュニジアの夜のセッション。
この場で、演奏できる幸せを実感した夜だった。
■TCJF2009
去年はシンガポールに行っていたので出演できなかったが、
今年は、トップで出演!
初めての人たちに聞いてもらって知ってもらうのも本当にうれしいけど、
ここは、やっぱりいわばホームだ。
みんなquasimodeを知っている人たちばかりで、
やっぱりうれしかったな。
今回は、スポンサーのリーバイスさんからデニムを頂き、
それを履いてのライブ。
豪華すぎる出演者たちが集合で、特にフランスでお世話になった
松岡さんやフランスのレゲエディスコバンドダイナミクスのメンバーに会えたのも
すごくうれしかった!
色々な方にも会えて、言うまでもなく最高の夜だった。