中学受験のweb化については

まだ過渡期といえる2023組でした。


三つのポイントについて書きますが

2024組以降も変化していくものなので

あくまで柔軟に対応いただくことが

肝要です。


【①出願サイトの違い】

首都圏では学校説明会の申込みでも

利用されているミライコンパスですが

一部の学校は独自サイトを使います。


特に、地方では独自サイトが多いです。

ミライコンパス内では出願写真を

一度登録すれば他の学校でも

使い回せますが、独自サイトは

それぞれのサイトの手順で

出願写真を登録する必要があります。

例えば、

関西の最難関である灘中学校は

ミライコンパスとは異なるようです。


また、学校によっては志望理由とか

出願時のアンケートに記述が

含まれる場合もあるようですが

受験予定の出願サイトは

早めにアクセスして

もし記述文が必要であれば

直接打ち込む前に

別のアプリ等で推敲されるほうが

安心かと。

どうやら、女子校に多いらしいですが

一部の男子校でもあるようです。


また、受験票の形式ですが、

ミライコンパスならだいたい同じですが

独自サイトを使う学校は異なります。

例えば、東京受験もある

関西の西大和学園では

受験票はないようでした。

また、ミライコンパス利用ですが

ネームホルダーを前提とする

開成中学では受験票のサイズが

ネームホルダーに入るよう

他の学校と比べて小さめのようです。


また、受験番号ですが

出願時に出願順に割り当てられる学校と

事後的にランダムに割り当てられる学校

と二通りあるようですので

募集要項をよく読み

受験票の印刷タイミングがしてされてる

場合は後者の可能性が高いものと

認識しておくべきかと。



【②合格発表の違い】

無事に受験が済んでから気になるのは

合格発表をどこからアクセスすれば

いいのかという問題です。


基本的には、学校のホームページに

合格発表の時間に近づくとリンクが

表示されるケースが多かった認識

ではあります。


そして、注意していただきたいのは

その際のログインにおいては

ミライコンパスの通常のID/PWでは

なくて、受験番号/生年月日を

入力する仕様になっていることです。


また、特殊な例としては

リンクが受験後に受験生配布される

プリントのみに記載されていたり

もしくは独自の出願サイト内で

見れるというものもありました。


あと、個別の合否および点数を開示する

学校もあれば

単純に合格者の受験番号のリストだけを

開示する学校もありました。


ある程度、どのような方針なのかは

募集要項もしくは出願後に開示される

受験者心得等に記載されているので

保護者としては焦らず対応

できるようよくよく確認されて

臨まれますように。



【③入学金支払方法の違い】

私が体験したのは3パターンでした。

A.銀行振込

B.クレジットカード支払

C.ペイジー(ATM)


A.銀行振込は特に問題ないと思います。

念のため、トラブル時に係員に

相談できるようにATMで行いました。


B.クレジットカード支払は

少しトラブりました。

ミライコンパスの場合は代行会社が

対応しているため、

ネット決済と実際のカード会社への

請求にタイムラグがあるようなので

ネット決済を直接利用者が調整してる

場合には、決済が済むまで数日は

オープンにしておいたほうが安心かも。


C.ペイジー(ATM)は、それなりの

大金を支払う場合において

クレジットカード払いとか

他の支払方法と比べて手数料が

安く済むメリットがあり選びました。

こちらは、入学金支払サイトで

ペイジー(ATM)を選択して

発行された支払に用いる番号を

手元にもってATMを操作して

支払うものになります。

事前に特段の登録とかは必要なく

簡単でしたが、ペイジー用のATMを

使うべきものらしいので

念のため事前に確認しておいたほうが

安心かも。



私事ですが、就職活動は

ちょうどweb化の過渡期でした。

(年齢に気づいても内密に‼️)

四大卒なら20%web登録で

修士卒なら80%web登録という

2年でガラリと就職の出願方法が

変化したことを体感した

覚えがあります。

なので、皆様あくまで2023組は

こうだったのかぐらいで

軽く心に留めて

柔軟に対応くださいませ!