久々の更新となります。


これまで約12年、数万人規模で指導してきて「運転がすぐ上手くなる人とそうでない人の差」にある一定の法則性があることが見出せますので、今回はそれをまとめたいと思います。


もちろん「運動神経、反射神経が良い/悪い」とかそういった単純な話ではありません。

ごく当たり前の内容もあるのですが、中には「何故この要素がそうさせるのだろう」とより調査が必要なものもあります。


【すぐ上手くなる人の特徴】

・謙虚である

・勉強熱心(自分で資料をまとめたり、質問を良くしてきたり、予習復習を欠かさない等)

・コミュニケーション力がある(会話のキャッチボールが上手くできる)

・想像力がある

・実行評価改善のサイクルを円滑に実行している


→運転に限った話ではありませんね。


【なかなか伸びない人の特徴】

・自己主張が強い

・自分を曲げなさすぎる(こだわりが強すぎる)

・会話のキャッチボールが出来ない(こちらの問いかけに対して返事しない、反応が薄い。または生徒側がマシンガントークしてくる)

・身なりが小汚い(これがなぜ運転に関係するのかが実はまだよく分かっていませんが、このような方は何故か上手くいかないことが多いです)


→私は「運転はコミュニケーション力の真髄」と考えています。生身の人間同士と違って車同士は会話できませんので、いかに他車の動きを察知し、どうすれば交通が円滑に進むのかを考えて実行できるかが大切であるということです。

つまり、他車(者)の働きかけに対して正常に、常識的に反応、対応出来ないと車両誘導が滞ってしまうということです。


これは謙虚ささえあれば訓練にていかようにも伸ばすことができますので、苦手な方は信頼できる講師の元で練習してみると良いでしょう。