従来、駐車の指導をする上で「後退挙動の基本」をお伝えした上で

・前進誘導時、通路幅にゆとりがあり角度がつけられる場合

・前進誘導時、通路幅が狭くて角度がつけられない場合

におけるそれぞれの手順を伝授し、お客様に駐車を実施していただいておりました。(もちろん、失敗した場合の修正方法も)


ただ、この方法の弱点として「手順を完全に伝えてしまうと応用が効きにくい」というものがあります。

駐車場の形状は実際千差万別であり、これらに対応出来る力がないと真の意味で「駐車ができる」とは言えないのです。

(上記の方法でも勘の良い方は応用出来るには出来ますが)


この問題を打破する方法として、今後新規に弊サービスで駐車の講習をする際は、駐車手順をストレートに伝える方法をやめ、別のアプローチでお客様にトライしていただく形に変更することにいたしました。

詳しい方法は企業秘密となりますので気になる方は実際に弊サービスで駐車の講習を受けてみていただきたいのですが、この手法を使えば

・どの角度でも迷うことなく入庫できる

・その場のスペースに合わせた楽な角度を選択できる

・入庫が難しい前進誘導も学べる

・この過程で修正方法も効率的に学べる

メリットがあります。

他社さんでは恐らく実施していない方法ではないでしょうか。(個人レベルではやっている方もいるかもしれませんが)


デメリットがあるとすれば、従来の方法よりもちょっぴり時間をとってしまうことでしょうか。

それでも、長い目で見てトータルでは新しい方法の方が効率的に体得できると思っています。