私の娘、モネ。
22歳。
重度心身障害者。
支援学校卒業後は、生活介護や訪問介護、訪問入浴や訪問歯科を利用しながら在宅生活中。
少し前に、生活介護の職員さんより、1年に一度のケアプラン見直しの時期です、と。
本人や家族の主訴っていってもね。
何ができるわけでもない娘の計画を立てるとなると、それはもう、とにかく健康第一で。
そして、日々楽しく快適に。
いつも通り、そんな感じでお願いしますと話していたのだけど。
今朝のお迎えのとき。
『女性職員から出た案なんですが。
顔剃りしたり、ネイルしたり。
そういうのってどうですか?
女の子だし、モネさん可愛いから、似合うんじゃないかなって話が出たんですよ。』
と。
私じゃそういうのしてあげる余裕ないし、すごく楽しそうだから、是非お願いします!
と、見送った。
そのあとすぐに私も出かけなきゃだったので、車に乗って。
モネももうすぐ23歳だし、同級生の子とかは大学でて社会人1年生とかで、オシャレして、彼氏とかもいて、一人暮らしとかもしちゃってんのかなぁ
って考えだしたら。
なんとなく泣けてきて。
悲しいでもなく、悔しいでもなく、羨ましいでもない。
でももしかすると、それ全部だったりするかもで。
いろんな思いが交錯したなっていう。
自分の思いを言葉にすることができない娘のことを考えて、こんな愛のある素敵な提案をしてくれる事業所に出会えて、本当にありがたい。
ウチの事業所も、そうありたい。
希望的観測ではなく、そうあるように。
愛をもって、日々支援にあたります。