どうも、こんばんは
“ヒチャコの漫画紀行”です。


おそらく初めて夢中になった作品
【花ぶらんこゆれて・・・】
著者:太刀掛秀子



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子供の頃の印象が強烈に残っていて、
大人になってからどうしても見直したくて
コミックを購入しました。



私の中では紙面がずーと柔らかくキラキラしているイメージ




主人公の “るり” の 
瑠璃色の瞳と亜麻色の髪
愛らしい容姿
そして洋館

その洋館の庭には“花ぶらんこ”

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花ぶらんこってーーー!!!ラブラブキラキラ

花が咲く季節には
ぶらんこをこぐと花びらか舞うのですラブ
だって花ぶらんこですからーードキドキドキドキドキドキ

このように
少女には必須のアイテムが揃った上に
↓↓
家を出て行ってしまった
フランス人の実母にそっくりの
美しい主人公 “るり”

るりの継母の実子で、生まれつき心臓の弱い
愛らしい妹 “唯”

るりの継母の連れ子、るりとは血の繋がらない
兄の “真幸”

そして小さな頃に花ぶらんこで出会った男の子、
るりにとっては王子様 “唯” の家庭教師
“惣先生”



継母に愛されたい “るり”
⇩⇩
継母は “るり” を愛せない


唯は “惣先生” が好き
⇩⇩
“惣先生” は “るり” が好き


兄 “真幸” は
血の繋がらない妹 “るり” が好き
⇩⇩
“るり” は
“惣先生” がすき



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大変入り組んでます。
ホントはそれぞれの優しさや自我によって
もっと入り組んでます。


少女漫画のキラキラアイテムに
ドロドロアイテムがめっちゃ絡み
結構ヘビーな内容ですが、
意外にドロドロドロ感はありません

皆、苦しみに苦しみ抜いた末のハッピーエンドなんですけどね、
私の中では意外に爽やか



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それは著者の個性と画力
子供がみるものだもの
基本キラキラしておかないと 
ダメだと思うんですよね、 

なんつっても【りぼん】ですから

あとはキャラクターの愛らしさ!そして
登場人物は皆良い人!

意地悪な継母でさえ、良い人(気の毒な人)なのです。

あえて一言言わせていただくなら
『夫婦でもっと話し合えよ』
ですが、
まぁ、これで話し合ってたらなんのドラマも起こらないんですけどね口笛


なので、“るり”の父親にちょいイラッとするくらい、もうちょい男らしいとこ見たかった、、
けど、さらに父ちゃん絡んできたらお腹いっぱいになっちゃうんだろうね




ちなみにこれね!これ、
この「きのうやいたの いちごのパイ…」
⇩⇩
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昨日焼いたいちごのパイって!!チュー
“きのうやいた”にうっとりしたり
“いちごのパイ”
にうっとり憧れてたりしたのです。

こういった細かい
少女漫画ポイントは重要で、このポイント、
“少女の憧れ”
が沢山詰まっているのが


【花ぶらんこゆれて・・・】


なのです。照れ





そして、ちなみに、個人的には惣先生より、
兄の真幸の方が断然好きですけどね、
ちょっと陰気臭いところがええ感じです。

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記憶の中では“なかよし派”だと思っていたけど、
好きな漫画を引っ張り出してみたら
りぼん作品が多く、小さな発見でした。



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今の少女はどんな少女漫画に夢中なのかな?

愛ある少女漫画に出会えてるかな?





ありがとうございます照れ