大学病院待合室で隣あわせたダウン症の青年とその父親。 父親と何気なく会話が始まると間もなく 息子の名前が呼ばれた。 挨拶を交わし 青年に小さく手を振ると 満面の笑みで手を小さく手を振り返してくれた。 こんなにも 惨めがって 嫌がって 恥ずかしいとさえ思っている私なのに 受け入れてもらえたような 申し訳ないような 温かいような 嬉しいような なんとも泣きたい気持ちになった。