待合室で隣あわせたダウン症の青年とその父親。

父親と何気なく会話が始まると間もなく

息子の名前が呼ばれた。

 

挨拶を交わし

青年に小さく手を振ると

満面の笑みで手を小さく手を振り返してくれた。

 

こんなにも

惨めがって

嫌がって

恥ずかしいとさえ思っている私なのに

受け入れてもらえたような

申し訳ないような

温かいような

嬉しいような

なんとも泣きたい気持ちになった。